メルカリのビットコイン(BTC)取引サービス、利用者数30万人突破。提供開始2ヵ月強で

メルカリのBTC取引サービスが利用者数30万人突破

フリマアプリ「メルカリ」内のビットコイン(BTC)取引サービスの利用者数が、サービス提供開始後2か月強で30万人を突破した。同サービスを提供するメルカリの子会社メルコインが5月23日発表した。

「メルカリ」のビットコイン取引サービスは、3月9日から段階的にユーザーへ提供を開始。同月16日には全ユーザーが申し込み可能となり、そこから2週間で口座開設者数が10万人を突破していた。

メルコインによると、その口座開設者10万人のうち77%は暗号資産の取引歴を「なし」と回答しているという。メルコインは多くのユーザーが「メルカリ」によって初めて暗号資産取引を体験したと述べている。

またメルコインは、同社のビットコイン取引サービスによってビットコインを購入したユーザーの65%がメルペイ残高を保有していると説明。このことから「メルカリで使わなくなったものを売って得た売上金を使って、簡単にビットコイン取引を始められること」が利用者の拡大に繋がっていると、同社の考えを伝えている。

「メルカリ」のビットコイン取引サービスでは、「メルカリ」での売上金や残高・ポイントでビットコインが購入でき、購入は1円から対応している。

またアプリ内でビットコインの売却も可能で、売却により得た日本円残高でメルカリにて買い物もできるという。

なお同サービスにおいては、ライト層にまず利用してもらうことを目的としているとのことで、ビットコインの入出庫(外部ウォレットへの送金等)およびビットコイン以外の暗号資産には現状対応していない。

ちなみにビットコインの売買におけるスプレッド(購入価格と売却価格の差)は、売買共に1%とのことだ。

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参考:メルコイン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/atdigit

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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