「メルカリ」のビットコイン取引サービス、口座開設者数が10万人突破

メルカリのBTC取引サービス口座開設者数が10万人突破

フリマアプリ「メルカリ」内でビットコイン(BTC)の売買ができる新サービスの口座開設者数が、10万人を突破した。メルカリが4月3日発表した。

メルカリが提供するこの新サービスは、先月3月9日から段階的にユーザーへ提供を開始。16日には全ユーザーが申し込み可能となり、そこから2週間で口座開設者数が10万人を突破したとのことだ。

同サービスを提供するメルカリの子会社メルコインによると、2023年1月時点での国内の暗号資産取引口座数は現在約640万口座であり、2022年2月〜2023年1月の直近1年の月間口座開設数の平均は約60,000口座であるとのこと。

また提供開始から現在までに口座開設した10万人のユーザーの77%は、暗号資産取引歴「なし」と回答しており、実際に多くのユーザーが「メルカリ」で初めての暗号資産取引を体験しているという。

メルコインは、今後も暗号資産やブロックチェーンの領域に関する新たな挑戦をより強力に推進することで、これまで暗号資産取引をしたことがないユーザーにもビットコインを身近にするとし、これにより国内の暗号資産利用者数を広げていきたいと考えているとのことだ。

「メルカリ」のビットコイン取引サービスでは、「メルカリ」での売上金や残高・ポイントでビットコインが購入でき、購入は1円から対応している。

またアプリ内でビットコインの売却も可能で、売却により得た日本円残高でメルカリにて買い物もできるという。

なお同サービスにおいては、ライト層にまず利用してもらうことを目的としているとのことで、ビットコインの入出庫(外部ウォレットへの送金等)およびビットコイン以外の暗号資産には現状対応していない。

ちなみにビットコインの売買におけるスプレッド(購入価格と売却価格の差)は、売買共に1%とのことだ。

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参考:メルコイン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Molnia

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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