バイナンスUSがアンストッパブルドメインズに対応、「.BinanceUS」をローンチ

Binance.USがUnstoppable Domainsに対応

暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスUS(Binance.US)が、NFTを利用したweb3ドメインサービス「アンストッパブル・ドメインズ(Unstoppable Domains)」に対応し、「.BinanceUS」ドメインをローンチすることが分かった。アンストッパブル・ドメインズが4月26日発表した。

なお「.BinanceUS」は、数週間後にバイナンスUSのアプリ版でのみ利用可能となり、今後ウェブ版でも対応される予定だという。

また「.BinanceUS」のローンチにより、バイナンスUSの取引所アドレスが可読性のあるものになることで、「.BinanceUS」宛にアンストッパブル・ドメインズに対応するプラットフォームから暗号資産を送ることも可能になるとのこと。

なお「.BinanceUS」はポリゴン(Polygon)上で発行され、ユーザーにはガス料金や更新料金がかからないとのことだ。

またバイナンスUSのアンストッパブル・ドメインズ対応により、バイナンスUSのユーザーは「.BinanceUS」を利用して「.crypto」や「.nft」、「.x」といったアンストッパブル・ドメインズ提供のドメインに対し、暗号資産の送受信が可能になるとのことだ。

アンストッパブル・ドメインズとは

アンストッパブル・ドメインズ社は、複雑なブロックチェーンアドレスを可読性の高いドメイン「アンストッパブル・ドメイン」に紐づけるサービスを提供している。

「アンストッパブル・ドメイン」を取得することにより、送金時のアドレスの打ち間違いを防ぐことができる他、アンストッパブル社の公式サイト上で「アンストッパブル・ドメインに紐づけられた個人ウェブサイト」を作成できる。なお「アンストッパブル・ドメイン」はNFTとして発行される。

また今年3月にアンストッパブル・ドメインズは、ポリゴンラボ(Polygon Labs)と提携して「.polygon」ドメインをローンチしている。

関連ニュース

参考:Unstoppable Domains
images:iStocks/royyimzy・dalebor

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【3/28話題】SEC訴訟でコインベースの棄却申し立てを米判事却下、取引延期のエルフトークン明日取引開始へなど

米連邦判事、SEC訴訟に対するコインベースの棄却申し立て却下、ビットフライヤー、取引延期のエルフトークン(ELF)を明日取引開始へ、HSBC、香港で金のトークン化商品を発売へ=報道、イーサリアムL2「ブラスト」上のGameFi「Munchables」、約94億円のエクスプロイト被害、「日本DAO協会」が4月1日設立へ、DAO発展の環境整備へ、東京スター銀行、三井物産のデジタル証券サービス「オルタナ」導入。地域金融機関初のST取扱、SBIや九州電力らの「まちのわ」、金沢大学と「ファン通貨」で被災地復興支援へ、B Dash VenturesとHashed、「Blockchain Leaders Summit Tokyo 2024」7/24に共催へ