メタマスク「Portfolio Dapp」に暗号資産購入機能が追加

メタマスク「Portfolio Dapp」で暗号資産購入可能に

web3ウォレット「メタマスク(MetaMask)」のポートフォリオ一覧表示サービス「Portfolio dapp(ポートフォリオdapp)」にて、暗号資産(仮想通貨)の購入機能がリリースされた。「メタマスク」が4月10日に発表している。

この機能は、ユーザーが「メタマスク」を「ポートフォリオdapp」に接続することによって利用できるとのこと。

またブラウザ版「メタマスク」を利用するユーザーは今回より、ウォレットにある「購入」を押下すると「ポートフォリオdapp」にアクセスされるようになったという。暗号資産の購入は「ポートフォリオdapp」を介して行う形に仕様が変更された。

発表によると暗号資産の購入機能は189カ国に対応し、現在デビットカード、クレジットカード、ペイパル(PayPal)、銀行振込などから支払い方法を選択できるとのこと。なお他の支払い方法も今後追加されていくという。

ちなみに「ポートフォリオdapp」とは、同アプリの対応ネットワークであればメタマスクで保有している暗号資産を一括表示できるサービスだ。

「ポートフォリオdapp」には、トークンブリッジの最適ルートを提案および実行する「MetaMask Bridge(メタマスクブリッジ)」や、イーサリアム:Ethereum(ETH)をステーキングできる「MetaMask Staking(メタマスクステーキング)」が導入されている。

なお現在「ポートフォリオDapp」はイーサリアム、オプティミズム(Optimism)、BNBチェーン、ポリゴン(Polygon)、ファントム(Fantom)、アービトラム(Arbitrum)、アバランチェ(Avalanche)、セロ(Celo)といった8つのネットワークに対応しており、ユーザーはこれらネットワーク上にある90以上の暗号資産を購入できるとのことだ。

関連ニュース

参考:MetaMask
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Molnia

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【5/8話題】FTXが再編計画修正案を提出、グレースケールがイーサリアム先物ETFの申請を撤回

FTXが再編計画修正案を提出、債権者らへの支払い145~163億ドル見込む、グレースケール、承認可否判断前にイーサリアム先物ETFの申請を撤回、米SEC委員長、「暗号資産事業者の法順守監視はユーザー保護の一端を担っている」、ビットポイントに「ソラナ(SOL)」上場、ステーキングサービスも提供開始、豪州財務局が暗号資産取引所にユーザー情報を要求、税金取り締まりで、英レボリュート、プロトレーダー向け暗号資産取引所「Revolut X」開設、メタマスク、有害なMEVからユーザーを保護する機能「スマートトランザクション」追加、アスター、「Astar zkEVM」上でのTGE支援プログラム「TGE Catalyst Grant」発表、暗号屋とKlimaDAO JAPANが提携、地球環境に配慮した実証実験を実施へ、コロンビア大手銀行、暗号資産取引所「Wenia」立ち上げ=報道