ジャックドーシーの分散型SNS「Bluesky Social」、App Storeでプライベートβ版公開

ジャックドーシーのBlueskyがベータ版をリリース

元ツイッターCEOジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏が牽引した分散型SNS「ブルースカイ・ソーシャル(Bluesky Social)」のプライベート・ベータ版アプリが、App Storeで公開された。2月に公開され、現在まで2回のマイナーアップデートも実施されている。

このアプリはApp Storeからダウンロード可能だが、利用には招待コードが必要だ。なおApp Storeに掲載されている紹介画像から、ブルースカイ・ソーシャルのUIはツイッターに酷似していることが確認できる。

ブルースカイCEOのジェイ・グレイバー(Jay Graber)氏は3月1日に自身のツイッターにて、招待コードが欲しい人は自身にDMを送るようツイートしている。

ブルースカイプロジェクトはジャック・ドーシー(Jack Dorsey)が、2019年末、当時ツイッターに在籍中に構想を発表したもの。2021年8月よりZcashの元ソフトウェアエンジニアのグレイバー氏がリーダーとなり、プロジェクトは本格始動していた。

また昨年10月には、ブルースカイのプロトコル名を「ADX」から「Authenticated Transport (AT)Protocol」に改名し、その概要を発表していた。なお「AT Protocol」は、新しい連合型ソーシャルネットワークのためのプロトコルで、最新の分散型テクノロジーのアイデアを、シンプルで高速、かつオープンなネットワークに統合していると説明されていた。

またジャック・ドーシーはビットコイン基盤の分散型ウェブ「web5」開発のTDBにも注力している。

関連ニュース

デザイン:一本寿和
images:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

合わせて読みたい記事

【6/7話題】米SECがコインベース提訴、SECゲンスラー委員長が「暗号資産は必要ない」と発言など(音声ニュース)

米SECがコインベースを提訴、バイナンス提訴の翌日に、米コインベースが規制枠組み推進の草案を支持、「米国は遅れを取っている」、米SECゲンスラー委員長、「暗号資産は必要ない」との考え明かす、米SEC、バイナンスUS関連の資産凍結を裁判所へ緊急要請、米ロビンフッド、SEC証券指摘の暗号資産を上場廃止検討か=報道、USDCの米サークル、シンガポールで大手決済機関ライセンス取得、SBI出資の英ゾディアカストディ、機関顧客にイーサ(ETH)ステーキング提供へ。ソフトバンク出資ブロックデーモンと、野村證券らのコマイヌ、海外大手の暗号資産取引所「OKX」がカストディアンに採用、Cboe Clear Digital、ビットコインとイーサの証拠金先物取引を提供へ。CFTC認可で、オーケーコインジャパン、ジリカ(ZIL)のステーキングサービス提供へ

Sponsored