ジャック・ドーシーの「Bluesky」、分散型ソーシャルメディアの「AT Protocol」と概要を発表

Blueskyが分散型ソーシャルメディア「AT Protocol」概要発表

ジャック・ドーシー(Jack Dorsey)が牽引する分散型ソーシャルメディアプロジェクト「ブルースカイ(Bluesky)」が、プロトコルの改名とその概要について10月18日に発表した。プロトコル名は「ADX」から「Authenticated Transport (AT)Protocol」に改名した。

「AT Protocol」は、新しい連合型ソーシャルネットワークのためのプロトコルだという。最新の分散型テクノロジーのアイデアを、シンプルで高速、かつオープンなネットワークに統合しているとのことだ。

またリリースでは、連合型ソーシャルネットワークについて「電子メールのように、サーバー同士が通信する方法です。1つのサイトがネットワークを運営するのではなく、多くのサイトを持つことができます。つまり、プロバイダーを選択することができ、個人や企業が望めばセルフホスティングも可能です」と説明している。

そして「AT Protocol」はソーシャルメディアアカウントのポータビリティ、アルゴリズムの選択、相互運用性、パフォーマンスを重要視しているという。

アカウントのポータビリティについて「データやソーシャルグラフを失うことなく、あるプロバイダーから別のプロバイダーへアカウントを移動させることができます」と説明した。

またアルゴリズムの選択について「AT Protocolにはオープン・アルゴリズム・モードがあり、ユーザーは自分の体験をより自由にコントロールすることができます」と記載した。

そして相互運用性については「健全な競争を確保するために、世界には多様なコネクテッド・サービスの市場が必要です。相互運用は、ウェブにとってごく自然なことである必要があります。AT Protocolには、スキーマベースの相互運用フレームワークであるLexiconが含まれており、調整の課題を解決するのに役立っています」と述べている。

最後にパフォーマンスについて「多くの斬新なプロトコルはパフォーマンスを度外視しており、その結果、タイムラインを見るまでに長いローディング時間がかかってしまいます。私たちは、パフォーマンスをオプションと考えず、大規模なロードを高速に行うことを優先しています」とした。

また近日中にソーシャルメディアアプリ「ブルースカイ(Bluesky)」をローンチすることも発表した。現在公式サイト上でウェイティングリストを募集している。

「ブルースカイ」は、ジャック・ドーシー(Jack Dorsey)が2019年末に発表したプロジェクトである。Zcashの元ソフトウェアエンジニアであるジェイ・グラバー(Jay Graber)氏が2021年8月にリーダーに確定し、「ブルースカイ」は本格始動した。なおジャック・ドーシーはビットコイン基盤の分散型ウェブ「web5」開発のTDBにも注力している。

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デザイン:一本寿和
images:Reuters

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竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

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