「Magic Eden」で偽NFTが販売、不快なポルノNFT画像表示に続き

Magic Edenで偽NFTが25個販売

NFTマーケットプレイス「マジックエデン(Magic Eden)」のプロジェクトのコレクションページで、偽物のNFTが混ざって販売されていたことが1月5日に発表された。

偽NFTは、ソラナ(Solana/SOL)基盤のNFTプロジェクト「ABC」や「y00ts(ユーツ)」のコレクションページで表示されたという。なお全部で25個の偽NFTが販売されたとのこと。

本来マジックエデンのコレクションページに表示されるNFTは、検証済みのNFTとして表示されるが、偽NFTは未検証のまま本物のNFTと並んでコレクションページに表示されていたという。

マジックエデンは今回の問題について、未検証のNFTをマジックエデンで購入できないようにするセキュリティ対策を行い、NFTコレクションごとに検証レイヤーを追加したとのことだ。

また偽物のNFTを購入したユーザーに対しては返金措置を行うとし、全ユーザーにブラウザをハードリフレッシュするよう促している。

なお「y00ts」はこの問題についてツイッターで「現在マジックエデンはエクスプロイトの可能性がある」とツイートした。エクスプロイトとはセキュリティ上の欠陥や脆弱性を利用した不正プログラムである。

またマジックエデンでは今月4日にも、不快な成人向けポルノコンテンツがNFT画像で表示されるトラブルが起きている。このトラブルについてマジックエデンは、マジックエデンがハッキングを受けたわけではなく、NFT画像のキャッシュ時に使用するサードパーティの画像プロバイダーが侵害されたことにより生じたと説明していた。

関連ニュース

Magic Edenがポリゴン(MATIC)対応、「Shatterpoint」と「infinite Drive」のNFT販売開始

NFTマーケットプレイス「Magic Eden」、ポリゴン(MATIC)対応へ

ソラナ(SOL)のNFTマーケ「Magic Eden」、イーサリアムに対応

ソラナのNFTマーケットプレイス「Magic Eden」、web3ゲーム投資部門設立

「Magic Eden」、ソラナ(SOL)のPhantomウォレットと連携

参考:Magic Eden
デザイン:一本寿和
images:iStocks/dalebor

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道