THNDR Games、「ソリティア」でビットコインを稼げるスマホゲームリリース

サンダー・ゲームズ、ビットコインを稼げるスマホゲームリリース

スマホゲームを通じてビットコインユーザーの増加を目指すサンダーゲームズ(THNDR Games)が、ソリティアをベースとしたビットコインゲーム「Club Bitcoin」を9月19日にリリースした。

サンダーゲームズは、ライトニングネットワークの開発企業であるライトニング・ラボ(Lightning Lab)での職務経験を持つディジリー・ディカーソン(Desiree Dickerson)氏が、2019年に立ち上げた企業だ。同社は「ゲームを通じてビットコインのメインストリームへの普及を加速させること」をミッションとし、これまでに4本のモバイルゲームをリリースしている。

今回発表された「Club Bitcoin」は、特に新興市場の女性をターゲットにしているとのこと。全世界のモバイルゲームユーザーのうち63%が女性であり、サンダーゲームズのユーザーのうち60%が新興市場に存在することから、このようなターゲット設定に至ったという。

「Club Bitcoin」はソリティアをプレイすることでチケットを獲得し、チケットを使用してビットコインが当たる抽選に参加することができる仕組みとなっている。当選した場合はライトニングネットワーク経由でビットコインが分配されるとのことだ。ライトニングネットワークを利用することで、低い手数料と高いトランザクション速度を実現することが可能となっている。

CEOのディカーソン氏は「今回のリリースは、サンダーの将来の世界の基礎を確立し、ビットコイン統合型モバイルゲームの基準を設定するものです」とツイートしている。

Club BitcoinはiOSおよびAindroidにて配信されている。

関連ニュース

フォートナイトなどの「Epic Games Store」、NFTゲーム「Blankos Block Party」を追加へ

【取材】スクエニが「Oasys」のバリデーターに、ブロックチェーンゲーム開発も視野

NFTサッカーゲーム「Sorare」が米NBAと提携、秋にゲームリリース

米eスポーツチーム「イモータルズ」、「Socios. com」でファントークン発行

チリーズ(CHZ)「Socios .com」、2年連続でバロンドール賞公式パートナーに

参考:THNDR Games
デザイン:一本寿和
images:iStocks/LongQuattro・AntonioSolano

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した