三井住友銀とSMBC信託銀、「ibet for Finコンソーシアム」参加

三井住友銀とSMBC信託銀、「ibet for Finコンソーシアム」参加

三井住友銀行およびSMBC信託銀行が、「ibet for Finコンソーシアム」に参加したことが7月7日分かった。

「ibet for Finコンソーシアム」は、ブロックチェーン技術を用いて発行等が行われるセキュリティトークン(証券トークン)を取り扱うためのブロックチェーンネットワーク「ibet for Fin」を運営している。

三井住友銀行およびSMBC信託銀行は発表にて、「強みであるグループの多様なアセットや信託商品にかかる知見を活かし、セキュリティトークンを活用した商品の開発、提携を通じて金融市場の発展に貢献する」と同コンソーシアム参加について述べている。

「ibet for Finコンソーシアム」は昨年6月にSMBC日興証券、SBI証券、野村證券、BOOSTRY(ブーストリー)の4社が設立した。

現在同コンソーシアムには、同4社および三井住友銀行・SMBC信託銀行の他、みずほ証券、みずほ信託銀行、野村信託銀行、他金融機関2社(非公開)が参加している。

なおブロックチェーンネットワーク「ibet for Fin」では、エンタープライズ向けの「クオーラム(Quorum)」が用いられている。

関連ニュース

みずほ証券、セキュリティトークンの「ibet for Finコンソーシアム」に参加

野村信託銀行、証券トークンの「ibet for Finコンソーシアム」に参加

LINE証券がSTOサービス提供へ、クオーラム基盤「ibet for Fin」で

みずほ信託銀行、証券トークンの「ibet for Finコンソーシアム」に参加

日本取引所グループが「環境債」の証券トークン化検討、ブーストリー「ibet for Fin」で

参考:三井住友銀行
デザイン:一本寿和

images:iStocks/metamorworks・Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道