神奈川県警察官、暗号資産投資の不正勧誘で書類送検へ=報道

暗号資産投資の不正勧誘で書類送検へ

神奈川県警の複数の警察官が、暗号資産(仮想通貨)の不正勧誘による金融商品取引法違反の疑いで書類送検される方針であることが分かった。複数のメディアが6月30日報じた。

報道によると警察官たちは同期の同僚らに対し、国への登録がないにもかかわらず暗号資産関連事業を名乗る「マイニングエクスプレス」への投資を募っていたとのことだ。

「マイニングエクスプレス」をめぐっては、東京国税局の職員ら10人が詐欺グループとして警視庁に逮捕されている。投資を行うことで個人事業主になるとして、新型コロナウイルス感染症対策による国の「持続化給付金」を不正受給させ、その金を投資名目で預かっていた。実際に集めた資金は投資に利用されたかわかっておらず、ポンジスキームによる詐欺の疑いもある。

関連ニュース

カナダ規制当局、取引所バイビットの証券法違反指摘

コインチェックNEM不正流出事件関連で初の逮捕者

警視庁、都内コンサルティング会社を暗号資産交換業無登録営業の疑いで捜索

コインチェック仮想通貨ネム(NEM/XEM)流出事件、31人を検挙

国連が北朝鮮暗号資産カンファレンス参加を警告

デザイン:一本寿和
images:iStocks/y-studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道