コインチェック仮想通貨ネム(NEM/XEM)流出事件、31人を検挙

 コインチェック仮想通貨ネム(NEM/XEM)流出事件、31人を検挙

2018年に発生した暗号資産(仮想通貨)ネム(XEM)が暗号資産取引所コインチェックから流出した一連の事件において、ネムの不正な交換に応じたとみられる31人が警視庁により組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で逮捕や書類送検されたことが、1月22日共同通信など報道各社が報じた

なお報道によると不正交換の摘発総額は、流出時のレートで計約188億円に上るという。逮捕は6人、書類送検が25人とのこと。

日経新聞の関係者への取材によると、捜査当局は流出したネム(XEM)を追跡し、通常のインターネット上の暗号資産取引所で交換された際に、そこに登録された利用者の身元を特定するなどして捜査を進め、これまでに31人を摘発したとのことだ。

一連の事件に関連して、昨年3月には初の逮捕者として会社役員と医師の男2名が警視庁に逮捕されている。また8月には不正に取得したとみられる流出したネムの一部に対し、東京地裁が組織犯罪処罰法に基づき没収保全命令を出している。なお暗号資産に対する没収保全命令が出されたのは、全国で初の事例となった。

編集部のコメント

2018年1月に発生した不正アクセスによるコインチェックのハッキング事件では、580億円相当のネム(XEM)が流出しました。

2019年3月にまとめられた国連の北朝鮮制裁委員会専門家パネルの報告書のなかで、金融機関や仮想通取引所に対するサイバー攻撃は北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」が関与していることを示唆していました(調査はロシアのサイバーセキュリティー会社によって行われている。また北朝鮮は関与について否定している)。

また2019年6月には、コインチェック社員のPCからロシア系グループの関与が指摘されるマルウェアが検出されました。

しかし、なおネムを流出させた犯人の特定ができていない状況が続いています。

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:iStocks/LuckyStep48・rudall30)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

スリーアローズ債務不履行、ボイジャーデジタル発表

暗号資産ブローカーのボイジャーデジタル(Voyager Digital Ltd)が、財務危機となっている暗号資産ヘッジファンドのスリーアローズキャピタル(Three Arrows Capital:3AC) に対して、債務不履行(デフォルト)通知を発行したことが6月27日に分かった。ボイジャーデジタルが融資した1万5,250BTC(約429億円)と3億5,000万USDC(約474億円)対して、3ACが必要な支払いを行わなかったためだ。

【6/25話題】アクシーRonin Bridgeが再稼働へ、サミーやKADOKAWAらがNFT新会社設立など(音声ニュース)

アクシー「Ronin Bridge」が再稼働、ユーザーへ被害額全額返済へ、パチンコのサミーやKADOKAWAら、NFTサービス開発運営の「O-DEN」設立、カカオのクレイトン、OpenSeaと提携、リップル社、トロントに技術拠点開設へ、バイナンス、機関投資家向けプラットフォーム「Binance institutional」ローンチ、『攻殻機動隊』や『FAIRY TAIL』をweb3で世界展開へ、講談社とアニモカら、関西サッカーリーグ1部「アルテリーヴォ和歌山」、FiNANCiEでトークン発行

Sponsored