米コインベース、「Wrapped Ampleforth(WAMPL)」と「Index Cooperative(INDEX)」上場へ

米コインベース、WAMPLとINDEX上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)で、暗号資産ラップド・アンプルフォース:Wrapped Ampleforth(WAMPL)とインデックス・クオーペラティブ:Index Cooperative(INDEX)の2銘柄が上場することが6月9日分かった。

発表によると両銘柄は流動性条件が満たされ次第、「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange)」にて、6月9日9時(太平洋標準時)以降に取引開始される予定とのことだ。

取引ペアについてはWAMPL-USD、INDEX-USDをサポート後、段階的にWAMPL-USDT、INDEX-USDTをサポートするとのこと。また両銘柄の取り扱いは、米コインベースのサービス対象全地域での対応となっている。なお日本は対象外。

コインベースは、今後新規上場の「検討中」および「計画中」の暗号資産リストを公開しているが、今回上場する2銘柄は同リストに記載されていた銘柄となる。

また新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付ける「Experimental(実験的) label」の対象通貨となっている。このラベルは市場の状況で取引量が増えた場合に、削除される。

Ampleforthは、分散型金融(DeFi)のインフラストラクチャだ。アカウント単位プロトコルのAMPLと、DAOガバナンスプロトコルFORTH、そしてステーブルコインプロトコルを開発している。WAMPLは、AmpleforthのトークンAMPLをWrapped ETHと同様にラップしたトークンとなる。

WAMPLは現在、ユニスワップV3(Uniswap V3)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。現在の時価総額は約4億円となっている(6/9 コインマーケットキャップ調べ)。

Index Cooperativeは、イーサリアム(Ethereum)基盤のDeFiインデックスプロトコルだ。INDEXはガバナンストークンとして機能している。

INDEXは現在、ジェミナイ(Gemini)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)およびV3やスシスワップ(Sushiswap)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている(6/9 コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:コインベース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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