米コインベース、イーサリアムL2「Optimism(OP)」上場へ

米コインベース、OP上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)で、暗号資産オプティミズム:Optimism(OP)が上場することが5月31日分かった。

OPは流動性条件が満たされ次第、「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange)」にて、5月31日15時半(太平洋標準時)以降に取引開始される予定とのことだ。

取引ペアについてはOP-USDをサポート後、段階的にOP-USDTをサポートするとのこと。またOPの取り扱いは、米コインベースのサービス対象全地域での対応となっている。なお日本は対象外。

また今回コインベースが取り扱うOPは、イーサリアム(ETH)基盤のERC-20規格のトークンではなく、Optimismネットワーク上で発行されているOPのみをサポートするという。

オプティミズムはイーサリアム(Ethereum)のL2ソリューションである「Optimistic Rollup」を開発している企業だ。Plasma Groupメンバーが2019年12月に設立した。その他のレイヤー2ソリューション「Arbitrum」と同様に、ユニスワップ(uniswap)など複数のDeFi(分散型金融)プロトコルで採用されている。なおオプティミズムのガバナンストークンOPのエアドロップは5月31日に開始されている。

OPは現在、フォビグローバル(Huobi Global)、クーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、バイビット(Bybit)、OKX、MEXCなどの暗号資産取引所で取り扱われている(6/1 コインマーケットキャップ調べ)。

なおOPは今年4月にコインベースが公開した「今後新規上場する可能性がある暗号資産50銘柄のリスト」に記載のない銘柄だ。なお新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付ける「Experimental(実験的) label」の対象通貨となっている。このラベルは市場の状況で取引量が増えた場合に、削除される。

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参考:コインベース
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Svetlana-Borovkova

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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