米コインベース、「The Sandbox」のSAND上場へ

米コインベース、SAND上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)で、暗号資産ザ・サンドボックス:The Sandbox(SAND:サンド)が上場することが5月26日分かった。

SANDは流動性条件が満たされ次第、「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange:旧Coinbase Pro)」にて、5月26日9時(太平洋標準時)以降に取引開始される予定とのことだ。

取引ペアについてはSAND-USDをサポート後、段階的にSAND-USDTをサポートするとのこと。

またSANDの取り扱いは、米コインベースのサービス対象全地域での対応となっている。なお日本は対象外。

なおコインベースは先月12日に「今後新規上場する可能性がある暗号資産50銘柄のリスト」を公開しているが、SANDはこのリストに記載がされていない銘柄となっている。

SANDは、イーサリアム(Ethereum)ブロックチェーン上に構築されたメタバースゲーム「The Sandbox」のユーティリティトークンだ。ERC20規格のトークンとして発行されている。SANDはゲーム内アイテムの購入に利用できる他、将来的には「The Sandbox」のゲーム運営に参加するガバナンストークンの役割も担うとされている。

SANDは現在、バイナンス(Binance)やFTX、クラーケングローバル(Kraken)、クーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)及びV3などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。現在の時価総額は約2,345億円となっている(5/26コインマーケットキャップ調べ)。

またSANDは今月24日、暗号資産取引所コインチェック(Coincheck)で国内初の上場をした銘柄でもある。対象サービスは「Coincheck(WEB)およびCoincheckアプリにおける送金・受取・購入・売却」の他、「Coincheck貸暗号資産サービス」および「Coincheckつみたて」となっている。

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参考:コインベース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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