米コインベースが上場検討50銘柄公開、バイナンスBUSDやSTEPNのGSTなど

米コインベース、新規上場する可能性がある50銘柄を公開

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、今後新規上場する可能性がある暗号資産50銘柄のリストを4月12日公開した。

公開されたリストに掲載されている暗号資産は、2022年第2四半期(4月1日から6月30日まで)に新規上場が検討されている銘柄とのことだ。

なおリストにある50銘柄は、イーサリアム(ETH)基盤のERC-20トークンとソラナ(SOL)基盤のSPLトークンの2種類となっている。

その中には他取引所が発行しているステーブルコインのBinance USD(BUSD)やGemini USD (GUSD)もあり、またブロックチェーンリサーチツールであるダップレーダーのネイティブトークンDappRadar(RADAR)もリストされている。さらにSPLトークンでは「Move-and-Earn」プロジェクトであるSTEPNのユーティリティートークンGreen Satoshi Token (GST)の名前も挙がっている。

今回コインベースが上場可能性のある暗号資産リストを公開したのは、透明性の向上のためであるとのことだ。

コインベースは3月より、上場した新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付ける「Experimental(実験的) label」を導入している。今回リストされた銘柄にもこのラベルが付く場合があるとのことだ。

ERC-20トークン(計45銘柄)

Aleph.im(ALEPH)、Arcblock(ABT)、BiFi(BIFI)、Big Data Protocol(BDP)、Binance USD(BUSD)、BitDAO(BIT)、Botto (BOTTO)、Chrono.tech(TIME)、Coin98(C98)、DappRadar(RADAR)、DEXTools(DEXT)、DFX Finance(DFX)、Dope Wars Paper(PAPER)、Drep(DREP)、Elastoe(ELA)、Gemini USD(GUSD)、Honey(HNY)、Hopr Token(HOPR)、Index Cooperative(INDEX)、Indexed Finance(NDX)、Jupiter(JUP)、Kromatika(KROM)、LockTrip(LOC)、MATH (MATH)、Monavale(MONA)、Morpheus Labs(MITX)、mStable Governance Token: Meta(MTA)、Muse(MUSE)、Nest Protocol(NEST)、Opacity(OPCT)、OpenDAO(SOS)、PARSIQ(PRQ)、PolkaFoundry(PKF)、Polkamon(PMON)、RAC(RAC)、SelfKey(KEY)、StackOS(STACK)、StaFi(FIS)、Strike(STRK)、Student Coin(STC)、SwftCoin(SWFTC)、Sylo(SYLO)、TE-Food(TONE)、UnMarshal(MARSH)、Wrapped Ampleforth(WAMPL)

SPLトークン(計5銘柄)

Apricot Finance(APT)、Bitspawn(SPWN)、Green Satoshi Token(GST)、Media Network(MEDIA)、Realy(REAL)

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参考:コインベース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

 

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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