チリーズ「Socios. com」、北米サッカーMLS加盟26チームと提携

チリーズ「Socios. com」、北米サッカーMLS加盟26チームと提携

ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」を運営するチリーズ(Chiliz)が、北米プロサッカーリーグMLSに加盟する26チームとパートナーシップを締結したことが5月5日分かった。

チリーズが北米プロサッカーリーグMLS(メジャーリーグサッカー)加盟のチームと提携するのは、11月に提携した「ニューイングランド・レボリューション(New England Revolution)」以来となり、今回の発表でMLS加盟全28チーム中27チームが提携したことになる。また提携していない残り1チームは「シャーロットFC(Charlotte FC)」となるようだ。

発表によると提携したチームは、「アトランタ・ユナイテッドFC(Atlanta United FC)」、「オースティンFC(Austin FC)」、「シカゴ・ファイアーFC(Chicago Fire FC)」、「FCシンシナティ(FC Cincinnati)」、「コロラド・ラピッズ(Colorado Rapids)」、「コロンバス・クルー(The Crew)」、「FCダラス(FC Dallas)」、「ヒューストン・ダイナモ(Houston Dynamo FC)」、「スポルティング・カンザスシティ(Sporting Kansas City)」、「ロサンゼルス・ギャラクシー(LA Galaxy)」、「ロサンゼルスFC(LAFC)」、「インテル・マイアミ(Inter Miami CF)」、「ミネソタ・ユナイテッドFC(Minnesota United FC)」、「CFモントリオール(CF Montréal)」、「ナッシュビルSC(Nashville SC)」「ニューイングランド・レボリューション(New England Revolution)」、「ニューヨーク・レッドブルズ(New York Red Bulls)」、「ニューヨーク・シティFC(New York City FC)」、「オーランド・シティSC(Orlando City SC)」、「フィラデルフィア・ユニオン(PhilaUnion)」「ポートランド・ティンバーズ(Portland Timbers)」、「レアル・ソルトレイク(Real Salt Lake)」「サンノゼ・アースクエイクス(Los Quakes)」、「シアトル・サウンダーズFC(Seattle Sounders FC)」、「トロントFC(Toronto FC)」「バンクーバー・ホワイトキャップス(Vancouver Whitecaps FC)」となっている。

なお今回提携したチームのファントークン発行についての詳細は明らかになっていない。

「Socios.com」とは

「Socios.com」はチリーズのブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。

チリーズは昨年8月、NBA加盟の7チームと7日間に渡り連続提携する取り組みを行っている。なお現在「Socios.com」と提携するNBAチームは全30チームのうち28チームとなっている。またNBAだけでなく、欧州のプロサッカーリーグのチームとも提携を行いファントークンを発行している。既にチリーズと提携したスポーツ組織は26ヵ国130を超えており、北米ではNHLに加盟するホッケーのチームや総合格闘技団体のPFLとUFCとの提携、韓国やインドのスポーツチームとの提携など国・ジャンルを問わず展開を進めている。

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参考:Socios.com
デザイン:一本寿和
images:iStocks/FotografieLink

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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