バイナンス、「MobileCoin(MOB)」と「NEXO(NEXO)」上場

バイナンスにMOBとNEXO上場

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)で、暗号資産モバイルコイン:MobileCoin(MOB)とネクスオー:NEXO(NEXO)の2銘柄が上場したことが4月29日分かった。

両銘柄の取引は既に開始されており、取引ペアについてはMOB / BTC、MOB / BUSD、MOB / USDT、NEXO / BTC、NEXO / BUSD、NEXO/USDTとなっている。

モバイルコインはステラ(Stellar)ブロックチェーン上に構築されたプライバシートークンだ。デスクトップやモバイルのメッセージングアプリを通じて、分散型かつプライベートな即時P2P取引が可能とのこと。またネイティブトークンのMOBは、ユーザーが商品やサービスを交換する時の支払い手段として使用できるという。

MOBは現在、FTXやゲート(Gate.io)などの暗号資産取引所で取り扱われている。なお時価総額は約387億円となっている(5/2 コインマーケットキャップ調べ)。

ネクスオーは、ブロックチェーンベースのレンディングプラットフォーム。ユーザーは受け入れ可能なトークンを担保として預けることで、法定通貨またはステーブルコインで融資を受けられる。ネイティブトークンであるNEXOをプラットフォームにロックすると、ローンの利息に対する割引や、預けた資金に対して利息を受ける機会などが与えられる。またトークン保有者は、ネクスオー社の利益に対する配当も受け取ることができる。

NEXOは現在、FTXやフォビグローバル(Huobi Global)、ゲート(Gate.io)、ビットフィネックス(Bitfinex)、バイビット(Bybit)、などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)およびV3などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約1,631億円となる(5/2 コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

バイナンス、ウクライナ難民ユーザー向けのクリプトカード発行

バイナンスがロシアのユーザーに取引制限、140万円以上保有者へ

バイナンスUS、プエルトリコで金融ライセンス取得

バイナンスUS、タイ最大の電力大手から資金調達

バイナンス、仏スタートアップ施設のweb3支援に約140億円投資

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【6/7話題】米SECがコインベース提訴、SECゲンスラー委員長が「暗号資産は必要ない」と発言など(音声ニュース)

米SECがコインベースを提訴、バイナンス提訴の翌日に、米コインベースが規制枠組み推進の草案を支持、「米国は遅れを取っている」、米SECゲンスラー委員長、「暗号資産は必要ない」との考え明かす、米SEC、バイナンスUS関連の資産凍結を裁判所へ緊急要請、米ロビンフッド、SEC証券指摘の暗号資産を上場廃止検討か=報道、USDCの米サークル、シンガポールで大手決済機関ライセンス取得、SBI出資の英ゾディアカストディ、機関顧客にイーサ(ETH)ステーキング提供へ。ソフトバンク出資ブロックデーモンと、野村證券らのコマイヌ、海外大手の暗号資産取引所「OKX」がカストディアンに採用、Cboe Clear Digital、ビットコインとイーサの証拠金先物取引を提供へ。CFTC認可で、オーケーコインジャパン、ジリカ(ZIL)のステーキングサービス提供へ

Sponsored