OpenSeaがソラナ(SOL)対応、新たにNFTコレクション165個を正式ローンチ

OpenSea、ソラナ(SOL)基盤のNFTを正式ローンチ

大手NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)が、ソラナ(Solana)ブロックチェーンのNFTを正式に取り扱い開始したことが4月7日分かった。まずは165個のNFTコレクションが取り扱われた。

ソラナに対応したオープンシーは現在、「Solana Beta」としてランディングページを公開しており、「ソラナ・モンキー・ビジネス(Solana Monkey Business)」や「ボーリョク・ドラゴンズ(Boryoku Dragonz)」、「ディーゴッズ(DeGods)」、「マインドフォーク(Mindfolk)」、「ストーン・エイプ・クルー(Stoned Ape Crew)」、「オーロリー(Aurory)」などのNFTコレクションがOpenSeaで取引できるようになっている。

今回の対応により、「Solana Beta」では価格表記と決済がSOL対応となっている。

またオープンシーはソラナベースのNFTコレクションについて「現在165のコレクションをサポートしており、毎日さらに追加しています」とツイートしている。

発表によると「Solana Beta」に接続できる暗号資産ウォレットは、ソラナ互換の「ファントム(Phantom)」と「グロウ(Glow)」が対応しているとのことだ。

なおオープンシーは3月30日にツイッターで動画を公開し、4月にソラナ対応することを示唆していた。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

関連ニュース

【解説動画】時価総額5位に大躍進した「ソラナ(SOL)」とは?(Solana Foundation ビール依子氏)

OpenSea、ソラナ(SOL)基盤のNFTを4月取扱へ

OpenSeaがNFT購入をクレカ対応へ、MoonPayと提携

ソラナ(SOL)基盤のNFTマーケットプレイス「Magic Eden」、約32億円資金調達

OpenSea装うサイトでフィッシング攻撃、約2億円の被害か

参考:OpenSea
デザイン:一本寿和
images:iStocks/royyimzy・dalebor

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

トランプ一族のDeFiプロジェクト、大統領就任式前に複数銘柄の暗号資産を大量購入、ENS取得も

ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と、その家族が関わる暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLF)」が、大統領就任式の数時間前に多額の暗号資産を購入していたことが分かった

【1/20話題】ビットコインが史上最高値10万9000ドル、トランプとメラニアの公式ミームコインなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored