NFTサッカーゲーム「Sorare」、スペイン国内リーグ全選手のデジタルカード発行へ

ラ・リーガ全選手のデジタルカード発行へ

NFTを利用したファンタジーフットボールゲームを提供するソーレア(Sorare)がスペイン国内リーグのラ・リーガ(リーガ・エスパニョーラ)と提携したことを9月9日発表した。

この提携により、ラ・リーガ所属の全20クラブがソーレアに参加することになる。また9日より各チームの選手カードがソーレアのマーケットで販売開始となる。

また来週には全ポジションの選手カードが含まれる限定スターターパックも発売されるようだ。

ソーレアは今回の提携発表の前からすでにラ・リーガ所属のレアルマドリード、バルセロナ、アトレティコマドリードなどのチームとも提携していたが、今回リーグ全体と提携することになった。なお今年3月にはクリスティアーノ・ロナウド選手のNFTカードに28万9,920ドル(約3,200万円)の値が付いた。

またソーレアは今年6月にもベルギーサッカー協会、ドイツサッカー連盟、フランスサッカー協会と立て続けに提携し、各国代表チームのNFTによる選手カードを発行している。

さらに日本でもJリーグと提携し、Jリーグに所属するすべての選手のNFTカードを発行することを昨年8月に発表している。国内暗号資産(仮想通貨)事業者であるコインチェック株式会社が、同社提供のNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」にて、ソーレアの取扱いを8月に発表している。

関連ニュース

Coincheck NFT(β版)、NFTサッカーゲームSorareの取扱い開始へ

NFTサッカーゲームSorare、ベルギー代表の選手カード発行

NFTサッカーゲームSorare、ドイツ代表の選手カード発行

NFTサッカーゲームSorare、フランス代表の選手カード発行

サッカーゲーム「Sorare」で使えるクリスティアーノ・ロナウドのNFTが約3,200万円で売却

ブロックチェーンサッカーゲーム「Sorare(ソーレア)」が日本のJリーグ所属全選手のNFTカードを発行

参考: Sorare
デザイン:一本寿和
images:iStocks/artacet・master1305

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した