ポルカドット実験用ネットワークのクサマ、パラチェーンオークションの日程発表

ポルカドット実験用ネットワークのクサマ、パラチェーンオークションの日程発表

Web3関連プロジェクトへの投資および研究開発を行っているWeb3 Foundationが、同財団が開発するブロックチェーンPolkadot(ポルカドット)の実験用ネットワークであるKusama(クサマ)のパラチェーンオークションのスケジュールを6月8日発表した。

パラチェーンとはポルカドットとクサマのエコシステムそれぞれにおいて稼働する個々のブロックチェーンだ。ポルカドットでは異なるブロックチェーンの相互運用(インターオペラビリティ)を目指している。

今回スケジュールが発表されたオークションでは、パラチェーンへの接続を希望するブロックチェーンが、その接続枠を獲得するため参加する。なおWeb3 Foundationによると、クサマコミュニティのメンバーから信頼を得ているブロックチェーンプロジェクトが優先して接続枠の獲得が出来るという。

発表によると最初のオークションは6月15日12:00(GMT)に開始され、2日間の入札期間を通し、6月22日11:00(GMT)に最初の落札者が決定する。その後22日から7月13日まで1週間ごとに4回のオークションが行われる(最初のオークションも含めると全5回のオークションの予定が発表されている)。

関連ニュース

「ポルカドット(Polkadot)とは? プラズムネットワーク(Plasm Network)は何ができる?」ステイクテクノロジーズ 渡辺創太氏 インタビュー(1/2)

ポルカドット、パラチェーン接続に向けたロードマップを発表 

Web3 FoundationがPolkadot(ポルカドット)のメインネット(初期バージョン)ローンチを発表 

参考:Web3 Foundation
デザイン:一本寿和
images:iStocks/artacet

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

シタデル・セキュリティーズ、トークン化証券とDeFiに取引所・証券会社規制の適用を提言。業界側から反発の声も

米大手マーケットメイカーのシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)が、トークン化された米国株式を取り扱うDeFi(分散型金融)プロトコルに対しても、取引所およびブローカー・ディーラーとしての規制を適用すべきだとする意見書を米証券取引委員会(SEC)に12月2日に提出した