クオンタムソリューションズ、イーサリアム総保有数は約5200ETHに

クオンタムソリューションズがETH追加取得

日本の上場企業におけるイーサリアム保有数最大の東証スタンダード上場企業クオンタムソリューションズが、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の追加取得を12月5日に発表した。

発表によるとクオンタムソリューションズの連結子会社で香港法人となるGPTパルススタジオ(GPT Pals Studio)は、11月25日から12月4日の期間に59万4,293 ドル(約9,223万円)で187.5 ETHを純購入により取得したとのこと。また同期間で0.03ETHをステーキングにより取得したという。

これにより同社のイーサリアム総保有量は12月4日時点で、 5,218.25 ETH(ステーキング総収入 0.06ETH を含む)となっている。なお取得額は2,057万7,841ドル(約31.9億円)。平均取得単価は3,943.44ドル(約61万円)とのことだ。

12月8日17:30時点のコインゲッコーのデータによると、今回のイーサリアム取得により同社は世界15番目のイーサリアムDAT(デジタル資産トレジャリー)企業となる。16番目は東証グロース上場のデフコンサルティング(Def consulting)だ。

なおイーサリアムの取得資金は、同社が今年10月14日に発行した第13回・第14回新株予約権と第4回無担保転換社債による調達資金が活用されたとのこと。クオンタムソリューションズは引き続き、イーサリアムを中心としたデジタル資産の戦略的取得を進める方針だ。

参考:クオンタムソリューションズ
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【12/10話題】米OCCが銀行の暗号資産売買仲介を正式容認、XRP現物ETFのAUMが10億ドルに、Tempoのパブリックテストネット公開など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米SEC、トークン分類とトークン化証券を軸に制度整備を加速。ICOの多くは「非証券」との認識示す

米証券取引委員会(SEC)のポール・アトキンス(Paul Atkins)委員長が、12月9日にワシントンD.C.で開催されたブロックチェーン協会(Blockchain Association)の政策サミットに登壇し、暗号資産(仮想資産)規制の新たな取り組みである「プロジェクト・クリプト(Project Crypto)」の進捗と今後の方針について語った