イーサリアムのMEV報酬が過去最高額に、Curve Financeハッキングきっかけで

イーサリアムのMEV報酬が過去最高額に

7月31日に発生した、DeFi(分散型金融)プロトコルのカーブファイナンス(Curve Finance)提供の流動性プールのハッキング被害により、過去最大のMEV報酬がイーサリアム(Ethereum)のバリデータに分配された。

なおMEV(最大抽出可能価値)報酬は、ブロックチェーンのマイナーまたはバリデーターがブロックを生成する過程でトランザクションの組み込み、除外、順序の変更を行うことで、通常のブロック報酬やガス報酬とは別で得られる利益のことだ。

7月31日にカーブファイナンスがハッキングを受け、約100億円(約7,000万ドル)規模のエクスプロイト(不正流出)被害が生じたことにより、ユーザーは自身が保有する資産を危険回避のために同プロトコルから次々と引き出した。

これにより取引と取引手数料が急増し、その結果MEV報酬が増加したというわけだ。

イーサリアムコア開発者のエリック・コナー(Eric Conner)氏は、「今日、イーサリアム史上最大のMEV報酬ブロックがいくつか誕生した」とコメント。最大のMEV報酬を記録したスロットが6,992,273で584ETHだったことを31日ツイッターで報告している。

なおその次に多かったMEV報酬としては、スロット6,993,342の345ETH、スロット6,992,050の247ETH、スロット6,993,346の51ETHがあげられている。

ちなみにスロットとは、イーサリアムで用いられる12秒ごとに区切られた時間単位のこと。各スロットで、ブロックを提案する単一のバリデータが選ばれ、ブロックを1つ生成する。

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デザイン:一本寿和
images:iStocks/ra2studio

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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