韓国釜山市がGate. ioとクリプトドットコムと覚書締結、バイナンスやFTXらに続き

韓国釜山市がGate. ioとクリプトドットコムと覚書締結

韓国釜山市が、海外暗号資産(仮想通貨)取引所のゲートアイオー(Gate.io)およびクリプトドットコム(Crypto.com)との覚書(MoU)締結を10月26日発表した。

発表によるとゲートアイオーは釜山市に対し、ブロックチェーン特化教育の推進や人材プールを強化するためのブロックチェーンとデジタル資産関連の教育センター設立、市のステーブルコインの開発、運用、配布を支援していく予定とのこと。

またクリプトドットコムは、釜山市のブロックチェーンエコシステムとデジタル資産交換プロジェクトを推進させ、釜山市での労働力の確保に協力するとしている。

釜山市は以前から韓国におけるブロックチェーン・ハブを目指し、さまざまな取り組みを行ってきた。2019年にはブロックチェーン特区に指定されており、多くのブロックチェーンプロジェクトを展開している。

なお釜山市は8月に大手暗号資産取引所バイナンス(Binance)と暗号資産デリティブ取引所のFTXと覚書を締結し、また9月には暗号資産取引所のフォビグローバル(Huobi Global)およびフォビコリア(Huobi Korea)と覚書を締結している。

今回ゲートアイオーおよびクリプトドットコムが覚書を締結したことで、釜山市と提携する主要暗号資産取引所は合計5社となった。

なお発表によるとゲートアイオーおよびクリプトドットコムは、これまで釜山市との提携が発表されている暗号資産取引所の3社と同様に、10月27日から29日に開催される釜山市主催の「ブロックチェーンウィークイン釜山(BWB)」に参加する予定とのことだ。

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参考:ゲートアイオークリプトドットコム
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Greens87

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田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
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