Crypto .comが韓国進出へ、決済と暗号資産の関連会社2社買収で

Crypto .comが決済と暗号資産の関連会社2社買収

暗号資産(仮想通貨)取引所クリプトドットコム(Crypto.com)が、韓国市場へ進出することが分かった。

同取引所は8月8日、韓国の決済サービスプロバイダー「PnLink」と暗号資産サービスプロバイダー「OK-BIT」の買収完了を発表。 これによりクリプトドットコムは韓国における電子金融取引法および暗号資産(仮想通貨)サービス事業者への登録を事実上取得したことになる。

クリプトドットコムの共同創設者兼CEOであるクリス・マーサレク(Kris Marszalek)氏は今回の買収完了について「これは重要な市場におけるCrypto.comの刺激的な次のステップです」とコメントしている。

また「特に韓国のように消費者がデジタル通貨に強い関心を持ち、採用している国において、私たちは規制当局と協力し、当社の製品とサービスを市場に提供し続けることを約束します」とプレスリリースにて述べている。

クリプトドットコム(Crypto.com)は先月7月、イタリアおよびキプロスで暗号資産サービスプロバイダー(VASP:Virtual Asset Service Provider)として承認されたことを発表していた。また今年に入りギリシャやシンガポール、ドバイでもVASPとして承認されている。

関連ニュース

クリプトドットコム、キプロスで暗号資産ライセンス取得

クリプトドットコム、イタリアで暗号資産ライセンス取得

クリプトドットコム、ドバイで仮承認ライセンス取得

米コインベース、イタリアで暗号資産ライセンス取得

バイナンスがイタリアで認可、欧州2例

参考:クリプトドットコム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/b14ckminus

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道