ビットポイントで「IOST」上場へ、国内3例目

ビットポイントがIOST上場へ

ビットポイント(BITPOINT)で、暗号資産「アイオーエスティー:IOST(IOST)」が上場することが4月28日分かった。取り扱い開始は5月10日の予定だ。ビットポイントはリミックスポイントの連結子会社ビットポイントジャパンが運営する国内の暗号資産(仮想通貨)取引所だ。

なお国内取引所においてIOSTを取り扱うのは、コインチェック、オーケーコインジャパンに続き3例目となる。またビットポイントが直近で取扱を開始した銘柄としては1月のディープコイン(DEP)がある。

発表によると、IOSTの取扱いは販売所機能の「BITPOINT」および、取引所機能の「BITPOINT PRO」でサポートされるとのことだ。

ビットポイントでは現在、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、トロン(TRX)、エイダ(ADA)、ジャスミー(JMY)、ポルカドット(DOT)、チェーンリンク(LINK)、ディープコイン(DEP)を取り扱っており、IOSTが加わることにより同取引所での上場銘柄は13銘柄となる。なおジャスミー・ディープコインは国内においてBITPOINTのみで取り扱われている。

IOSTはIOST財団(Internet of Services Foundation)が発行する、IOSTプラットフォーム上で使用される暗号資産だ。IOSTのブロックチェーンではコンセンサスアルゴリズムPoB(Proof-of-Believability)が採用されている。JavascriptでDapps(分散型アプリケーション)の開発ができるオープンソースのプロジェクト。なおクロスチェーンブリッジやイーサリアムとの互換性も計画されているという。現在のIOSTの時価総額は約659億円となっている(4/28コインマーケットキャップ調べ)。

実施キャンペーンについて

ビットポイントではIOSTの取扱いを記念して4つのキャンペーンを実施するとのことを併せて発表した。

「3種の暗号資産BTC・ETH・IOSTがもらえる口座開設キャンペーン」では、4月28日16:00~5月31日16:00の期間にビットポイントで口座開設をするとBTC・ETH・IOSTが各1,000円相当、合計3,000円がプレゼントされるとのことだ。

「入金・購入キャンペーン」については、5月10日のIOST取り扱い開始時間から31日16:00までの期間にて、50,000円以上の日本円入金で500円相当のIOSTとIOSTを購入した金額の10%相当のIOSTが追加でプレゼントされるとのこと。なお付与上限は100,000円相当で購入金額100万円までが対象で、購入キャンペーンについてはBITPOINT PROは対象外とのこと。

また「貸して増やすキャンペーン」では、期間中に「貸して増やす」サービスの「年率100%」のIOST募集の10日間貸出に申込すると、申込者全員が貸出となり、年率・貸出期間に応じた貸借料を受け取ることができるとのこと。なおキャンペーン申し込み期間は5月10日16:00~5月24日16:00で、貸出期間は5月24日16:00~6月3日16:00の10日間だ。

さらに「フォロー&RTキャンペーン」では、Twitterで「@BITPointJP」をフォローし、キャンペーンツイートをリツイートした中から、抽選で50名に10,000円相当のIOSTがプレゼントされるとのこと。こちらの期間は5月10日16:00~5月31日16:00で、ユーザーでなくても参加は可能だが、IOST受取にはビットポイントの口座開設が必要となるとのことだ。

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参考:ビットポイントジャパン
デザイン:一本寿和

images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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