DEXアグリゲーターのワンインチ(1inch)、オプティミスティック・イーサリアムへ対応

DEXアグリゲーターのワンインチ(1inch)、オプティミスティック・イーサリアムへ対応

DEXアグリゲーターのワンインチ・ネットワーク(1inch Network)が、Layer2スケーリングソリューションの「オプティミスティック・イーサリアム(Optimistic Ethereum)」にネットワークを展開(デプロイ)したことを8月18日に発表した。

ちなみに7月からユニスワップ(Uniswap)が「オプティミスティック・イーサリアム」に対応し始めている。

ワンインチ・ネットワークはパスファインダー・アルゴリズムをプロトコルに組み込んでおり、ユニスワップ(Uniswap)やコンパウンド(Compound)などイーサリアムベースのDeFiプロトコル50以上、Binance Smart Chainの20以上、Polygonの8以上の流動性ソースを対象に、ユーザーが異なる市場間で最適な取引経路を提供している。

パスファインダー・アルゴリズムはWebゲーム開発などに利用されているアルゴリズムであり、主に取引ルートの最適化のために使われているものだ。

ちなみにgumi cryptosが1inchへ投資を行なっている。2019年にローンチしてから現在までで、ワンインチのイーサリアムネットワークでの取引量は約6兆円(500億ドル)を超えているとのことだ。

「オプティミスティック・イーサリアム」はイーサリアムブロックチェーンでの取引処理スピードを改善するためのソリューションだ。開発しているのはオプティミズム(Optimism)。オプティミズムは2021年2月にa16zらから約26億円の資金調達を行なっている。

1inch Networkの共同設立者であるセルゲイ・クンツ(Sergej Kunz)氏は「オプティミスティック・イーサリアム」の採用について、次のようにコメントしている。

「Optimistic Ethereumは、スケーラビリティに焦点を当てたL2ソリューションとして非常に有望であり、Optimistic上での1inchのローンチは、取引速度の劇的な向上を促進します」

Optimismの共同創業者であるジン・ワン(Jing Wang)氏は「1inchチームの素晴らしい技術者たちと知り合えたことはとても嬉しく、Optimistic Ethereumでの1inchの発売に向けてとても興奮しています。この統合により、ユーザーは複数のDEXで最高の価格を、Optimistic Ethereumで最速のスピードで利用できるようになります。皆さんに試していただくのがこれ以上ないほど楽しみです!」

今後Optimismチームは、利用ユーザーのアドレスを特定できるEOA(Externally Owned Account)でのガス代の支払いにも対応していく予定とのことだ。

参考:ワンインチ・ネットワーク
デザイン:一本寿和
images:iStocks/artacet

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

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