DEX機能実装などブレイブ(Brave)が新たなロードマップを発表、DeFiへのアクセス拡大を目指す

ブレイブが新たなロードマップを発表

次世代分散型ブラウザであるブレイブ(Brave)が今後の事業計画を示したロードマップの第2弾を2月22日に発表した。

ロードマップによると今後ブレイブはユーザーによる暗号資産(仮想通貨)と分散型金融(DeFi)へのアクセスの拡大やブレイブのネイティブトークンであるベーシックアテンショントークン(BAT)の有用性拡大を目指すとのことだ。

その具体的なアプローチとしては、新しいウォレットの実装、分散型取引所(DEX)機能の実装、広告機能(Brave Ads)の拡大、分散型ウェブの構築などが挙げられている。

ウォレット機能に関しては、これまでのウォレットを刷新し、新しくイーサリアム(Ethereum)ネイティブウォレットを実装するとのこと。さらにリワード機能やアカウント管理機能などを統合し、UI・UXを再設計することで、DeFiの利用に適したウォレットを構築するとのことだ。将来的にはリワード機能で獲得したBATのDeFi取引手数料への使用や、NFTの使用なども可能になる予定となっている。

またDEX機能の実装に関してはDEX機能をブレイブに統合することにより、BATを介したDeFiの利用や取引手数料の支払いにBATを利用した際の割引、少額のBATトークンでのDeFiへのアクセスなどといった独自のメリットを備えたトークン交換機能を実現する予定とのこと。

上記のようなプロダクトの品質向上の他にも、チームメンバーによるAMA(公開質疑応答)やコミュニティサイトの拡大などのコミュニティへの働きかけも充実させていく予定とのことだ。

(imaes:iStocks/RamCreativ・Rawpixel)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【5/17話題】スラッシュがSlash Vプリカ SHOP開始、SECのSAB121覆す決議案が可決など

スラッシュが「Slash Vプリカ SHOP」開始、暗号資産でVプリカ購入可能に、米上院、SECの暗号資産会計ルール「SAB121」を覆す決議案を可決、インド証券取引委員会、暗号資産取引の監督に前向き、準備銀行とは対照的に、仏証券監督当局、投資家にBybitの無登録営業を警告、KuCoin、ナイジェリアの規制準拠に向け一部サービスを停止、米CME、ビットコイン現物取引の提供検討か=報道、リップル、「XRP Ledger」をコスモスのインターチェーンに接続、マスターカードがカーボンクレジットのトークン化における概念実証完了、スタンダードチャータード銀行らと、DTCC、大手銀行らとファンドのトークン化推進する「Smart NAV」の実証実験完了。チェーンリンク活用で

︎マスターカードがカーボンクレジットのトークン化における概念実証完了、スタンダードチャータード銀行らと

決済大手の米マスターカード(Mastercard)が、スタンダードチャータード銀行香港(Standard Chartered Hong Kong:SCBHK)及びその関連会社と、顧客預金およびカーボンクレジットのトークン化における試験的な概念実証(proof-of-concept pilot:PoC pilot)の完了を5月14日発表した