SBI Ripple AsiaとDSRVが共同研究
SBIリップルアジア(SBI Ripple Asia)と韓国のブロックチェーンインフラ企業DSRVラボ(DSRV labs:以下、DSRV)が、日韓市場の送金・決済分野におけるブロックチェーン技術の活用に関する共同研究開始を2月24日に発表した。
共同研究では、送金・決済領域で活用するブロックチェーン基盤として、分散型パブリックブロックチェーン「XRPレジャー(XRP Ledger:XRPL)」の採用が想定されているとのこと。なお、この研究は特定サービスの開発や商用化を目的とせず、将来的な活用を見据えた情報整理と検討が目的だという。
両社は研究の背景として、日本と韓国でステーブルコインに関する規制整備が進むなど、ブロックチェーン技術を活用した金融サービスを取り巻く制度環境が変化している点を挙げた。
また両社は、制度設計や運用の考え方が両国で異なるため、各国の規制対応・監督制度への対応、既存の送金・決済インフラとの関係整理、実務に即した業務フロー設計、安定運用を前提としたシステム構成まで総合的な検討が必要だとしている。
共同研究では具体的に、日韓それぞれの制度・業務環境を踏まえた論点整理、既存の送金・決済インフラとの関係整理、ブロックチェーン技術を活用する際の課題整理、将来的な活用可能性に関する検討の4点が進められるとのこと。
SBIリップルアジアは、今回の共同研究で得られる知見をもとに、日韓市場の送金・決済分野でブロックチェーン技術の実装に取り組む予定だという。
一方でDSRVは、グローバルな金融・決済事業者との協業を拡大し、韓国をはじめとする各国のステーブルコイン事業者をつなぐ国際送金インフラの構築に注力する方針とのこと。さらに同社は、金融・公共分野などでブロックチェーン技術の実用化を推進していくとのことだ。
ちなみにDSRVは2025年4月24日、日本国内のXRPレジャー開発者への支援体制を強化するため、XRPLジャパン(XRPL Japan)とのパートナーシップ締結を発表した。
DSRVとSBIリップルアジア株式会社は、共同研究の開始を発表いたしました。
— DSRV (@dsrvlabs) February 25, 2026
本取り組みでは、韓国↔日本間の送金・決済分野におけるブロックチェーン活用について、規制整合性・オペレーション設計・技術的実現性を中心に検討してまいります。
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