ユニバーサル、UAE中央銀行登録の米ドル建てステーブルコイン「USDU」ローンチ

UAE中央銀行登録の米ドル建てステーブルコインがローンチ

デジタル資産向けの決済インフラ構築を手がけるユニバーサル・デジタル・インターナショナル(Universal Digital Intl:以下、ユニバーサル)が、アラブ首長国連邦(UAE)で認可された初の米ドル建てステーブルコイン「USDU」のローンチを1月29日に発表した。

ユニバーサルは、アブダビ・グローバル・マーケット(ADGM)の金融サービス規制当局(FSRA)の規制下で事業を行う企業だ。ADGMは、UAEの首都アブダビに位置する国際金融センターおよびフリーゾーンである。

ユニバーサルは今回の発表と同日、UAE中央銀行(CBUAE)に外国決済トークン発行体として登録されたことも明らかにした。これに関連してユニバーサルは、USDUがUAEの決済トークンサービス規則(PTSR)の下で外国決済トークンとして登録された最初の米ドル担保型ステーブルコインに当たると説明した。

PTSRの下では、UAEにおけるデジタル資産およびデジタル資産デリバティブの支払いは、法定通貨または登録済み外国決済トークンでのみ行えるとされる。

なおUSDUを裏付ける準備金は、UAEの大手銀行エミレーツNBD(Emirates NBD)と、UAEの銀行マシュレク(Mashreq)の国内口座で1:1で保有されるという。また、戦略的なコーポレートバンキングパートナーとして、UAEのデジタルバンクであるエムバンク(Mbank)がユニバーサルを支援しているとのこと。

さらにユニバーサルは、UAE初の認可AEDステーブルコイン「AEコイン(AECoin)」と連携し、将来的に国内決済向けのUSDUとAEコインの転換を可能にする予定だという。

また、ユニバーサルはUSDUの市場展開に向け、ドバイ暗号資産規制機関(Dubai Virtual Asset Regulatory Authority:VARA)の規制下にあるインフラ提供企業アクアナウ(Aquanow)と提携したとのこと。この提携によりユニバーサルは、アクアナウの規制下サービス提供者ネットワークを通じて、USDUをより広範なデジタル資産エコシステムへ迅速に統合可能になるという。

ユニバーサルはUSDUをUAE域内にとどめず、現地規制が許容する国際的なデジタル資産市場とも接続できるよう設計したとのことだ。 

参考:ユニバーサル
画像:iStocks/Ninja-Studio・PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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