米国初のXRP現物ETF「XRPR」、AUMが1億ドル突破

REX-Osprey XRP ETFのAUMが1億ドル突破

レックスオスプレイ(REX-Osprey)が運用する「REX-Osprey XRP ETF(XRPR)」のAUM(運用資産残高)が、10月23日付で1億ドル(約152億円)を超えた。暗号資産(仮想通貨)ファンド運用会社レックスシェアーズ(REX Shares)が10月24日にXで発表した。

XRPRは、米国で初めて上場したXRP現物ETF(上場投資信託)として、投資家にXRPへのエクスポージャーを提供している。同ETFは今年9月18日に米国の証券取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX)へ上場した。AUM1億ドル突破は、上場からわずか1ヶ月での記録となる。なお同ETFは、資産の半分以上を現物XRPとして直接保有し、残りはXRPを裏付けとするETP(上場投資商品)に投資することを目指すとされている。

なおレックスオスプレイは、レックスシェアーズおよびオスプレイファンズ(Osprey Funds)の戦略的協業による金融商品シリーズだ。

ちなみに、ブラジルの暗号資産運用会社ハッシュデックス(Hashdex)発行のXRP現物ETF「Hashdex Nasdaq XRP FI(XRPH11)」は、10月22日時点で総資産が2億8,200万レアル(約80億円)の規模となっている。

また、北米最大の金融・商品デリバティブ取引市場CMEグループ(CME Group)は10月23日、今年5月にXRP先物とマイクロXRP先物を導入して以降、累計で56万7,000枚超の先物取引が契約され名目取引額は269億ドル(約4.1兆円)に達したとXで公表した。

さらに、10月12日にはCMEグループのXRP先物オプションの初取引が、アルゴリズム取引を手がけるウィンターミュート(Wintermute)とフィンテック企業スーパーステート(Superstate)の間で成立した。

参考:REX-Osprey XRP ETFHashdex Nasdaq XRP FI
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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