JPモルガン、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を融資担保に導入か=報道

JPモルガンが融資の担保にBTCとETHを導入か

米銀行大手JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)が、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)およびイーサリアム(ETH)を、融資担保として導入する計画を進めていると「ブルームバーグ(Bloomberg)」が10月24日に報じた。

BTCとETHの担保利用は、機関投資家向けに年内までに可能になる予定だという。対象地域もグローバルとなっており、担保として提供された資産の保管は第三者のカストディアンに委託されるとのことだ。

「ブルームバーグ」は今年6月、JPモルガンが暗号資産ETF(上場投資信託)を担保とした融資を開始する予定だと報じていた。また7月には「フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)」が、JPモルガンが暗号資産担保の融資を早ければ来年に開始すると報じていた。

今回の報道はこれらに続くものとなる。

参考:ブルームバーグ
画像:PIXTA

関連ニュース

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した