レックスオスプレイのステーキング対応「イーサリアム(ETH)現物ETF」、Cboe BZXで取引開始

REX-Osprey ETH + Staking ETF取引開始

レックスオスプレイ(REX-Osprey)が提供する暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のステーキング対応現物ETF(上場投資信託)が、米シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)で9月25日に取引開始された。

取引開始されたETFの名称は、「REX-Osprey ETH + Staking ETF(ESK)」。同ETFは1940年投資会社法に基づき上場された、米国初のステーキング対応イーサリアム現物ETFとのこと。

「ESK」はイーサリアムへの現物エクスポージャーに加え、イーサリアムのPoS(プルーフ・オブ・ステーク)ネットワークに参加することで得られるステーキング報酬を、月次で投資家に分配するという。「ESK」が受け取ったステーキング報酬はすべて投資家に還元されるとのこと。また「ESK」のTER(経費率)は年0.75%となる。

さらに、「ESK」は直接イーサリアムを保有・ステーキングするだけでなく、「WisdomTree Physical Ethereum」や「CoinShares Physical Staked Ethereum」といったETP(上場取引型金融商品)を通じてもエクスポージャーを取るとのこと。

なお「ESK」の取引開始は、7月2日にシーボーBZX取引所で取引開始された「REX-Osprey Solana + Staking ETF(SSK)」に続く動きだ。「SSK」は米国初のステーキング対応ソラナ(SOL)現物ETFで、7月24日にはソラナ上のLST(リキッドステーキングトークン)「JitoSOL」が統合された。

ちなみにレックスオスプレイは、米暗号資産ファンド運用会社レックスシェアーズ(REX Shares)および、オスプレイファンズ(Osprey Funds)の戦略的協業により展開される金融商品シリーズだ。

参考:レックスオスプレイESK
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
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