AIフュージョンのMWMと博報堂キースリー、DAT事業のコンサルサービス展開へ

MWMと博報堂キースリーがDAT事業のコンサルサービス展開へ

AIフュージョンキャピタルグループ(以下、AIフュージョン)のグループ会社であるミライウェルスマネジメント(MWM)が、博報堂キースリーと共同で、一般事業会社向けのDAT(デジタル資産トレジャリー)事業のコンサルティングサービスを展開すると10月16日に発表した。両社は同サービス提供にあたり、戦略的パートナシップを締結している。

両社提供のDAT事業コンサルサービスでは、「社内・株主への説明」、「暗号資産(仮想通貨)の調達・管理」、「暗号資産の監査」、「暗号資産の運用」、「IR/SNS 活用(開示方法やSNSの活用戦略についてのサポート)」、「新規事業の立案・展開(暗号資産やブロックチェーンの仕組みを活用した自社事業とのシナジー等に係る検討)」の支援を提供するとのことだ。

当該支援サービスの展開にあたり、より多くの企業や特定の富裕層にMWMの運用ノウハウを提供するとともに、なおかつブランディング戦略の強化等を実現するためには、幅広いネットワークとマーケティング力を持つパートナーとの連携が不可欠であるとMWMは考えたとのこと。これにあたり同社は、博報堂グループでWeb3に係る各種サービスを展開する博報堂キースリーとの共同サービス展開に係る戦略的パートナーシップを締結したと説明している。

AIフュージョンは今年3月より暗号資産への投資を開始。同社は現在までにビットコインに3億円を投資し、24.63449278BTCを取得している。

またAIフュージョンおよびMWMは10月9日、デジタル資産のインフラ企業ビットゴー(BitGo)との戦略的パートナシップ締結を発表。これにより「一般企業向けウォレット導入支援」、「カストディ事業の国内共同展開に係る検証」、「AIフュージョングループのWeb3事業におけるビットゴーサービスの活用」に取り組むとのことだ。

参考:AIフュージョン
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/15話題】リップルやサークルらが連邦信託銀行の条件付承認、SECの個人投資家向け暗号資産カストディ解説資料など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した