米グーグル、ビットコインウォレットのログインにGoogle認証技術活用か=報道

暗号資産業界に新規ユーザーを呼び込むか

米グーグル(Google)が、ビットコインへのアクセスを容易にするための取り組みに乗り出すようだ。グーグルのアジア太平洋地域Web3スペシャリストであるカイル・ソング(Kyle Song)氏が、2月18日に香港で開催された「ビットコイン・テック・カーニバル」のパネルディスカッションで明かしたと、各社が2月18日報じた。

ソング氏によればグーグルは、ウォレットへのログインにグーグルの既存の認証技術を活用することで、ビットコインのエコシステムへの参入障壁を下げようとしているという。

この取り組みにより、ビットコイン取引をWeb2のオンライン決済方法と同様に使いやすくする狙いがある。

またグーグルは、ログインの簡素化のみならず、ゼロ知識証明(ZKP)などの暗号化技術についても検討しているという。

ソング氏は、これらの技術をよりシームレスかつ信頼性の高い形で統合するために、信頼性の問題に対処し、セキュリティを向上させることが重要だと述べている。

この機能は暗号資産業界に新規ユーザーを呼び込む可能性があるが、グーグルアカウントとウォレットを繋げることのリスクを懸念する声も上がっている。

なお、今回の発表では具体的なサービスやリリース時期には触れられていない。

参考:報道
画像:iStock/Prykhodov・LongQuattro

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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