「デジタル観光居住カード」発行へ
韓国の済州島が、NFTと連動した観光カードを発行する計画を立てていると現地紙「毎日経済新聞 (Maeil Business Newspaper)」が1月5日に報じた。
報道によれば、済州島が発行する「デジタル観光居住カード」を利用することで、旅行者はNFTに訪問地、時間、写真、動画を記録できるという。
今年下半期から試験運用を行い、「デジタル観光居住カード」を本格的に発行する計画とのことだ。
この取り組みはMZ世代をはじめとする若者層の済州島訪問を誘導し、再訪問率を高めることを目的としているとのこと。
済州島は「デジタル観光居住カード」を発行した韓国人観光客を対象に、旅行補助金や会員資格、観光地での割引サービスを提供する予定だ。
旅行補助金は済州島の地域通貨「希望ウォン」で支給される予定とのこと。また旅行補助金は地域の消費活性化など、経済活性化の効果も期待されているとのことだ。
参考:報道
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