ビットフライヤーに「ジパングコインプラチナ(ZPGPT)」と「ジパングコインシルバー(ZPGAG)」上場へ

ビットフライヤーにZPGPTとZPGAG上場へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットフライヤー(bitFlyer)が、「ジパングコインプラチナ(ZPGPT)」と「ジパングコインシルバー(ZPGAG)」の取り扱い予定を8月8日発表した。

取り扱い開始日時は近日中とのこと。同取引所の販売所サービスにて取り扱われるという。

「ジパングコインプラチナ」および「ジパングコインシルバー」は、以前よりビットフライヤーが取り扱っている「ジパングコイン(ZPG)」と同じく、三井物産デジタルコモディティーズが発行する暗号資産。3銘柄共に発行システムにおける基盤ブロックチェーンには、bitFlyer Blockchainが開発したエンタープライズ向けブロックチェーン「miyabi」が採用されている。

「ジパングコイン」は、インフレヘッジ機能などの金(ゴールド)の特性を備えつつ、デジタル化による利便性と小口化を実現したデジタルゴールドといえる暗号資産。実物資産(金/ゴールド)の裏付けによって価格の安定が図られている。

また「ジパングコインシルバー」は、工業用など、実用的な使われ方をする銀を裏付け(資産)とし、デジタル化による小口化を実現した暗号資産。国内初の銀(シルバー)価格への連動を目指している。

そして「ジパングコインプラチナ」は、宝飾品や貴金属としての価値に加えて工業用需要もあるプラチナを裏付け(資産)とし、デジタル化による小口化を実現した暗号資産。国内初のプラチナ(白金)価格への連動を目指している。

なお「ジパングコインプラチナ」および「ジパングコインシルバー」は国内暗号資産交換業者で取り扱われるのはビットフライヤーで3例目となる予定。現在はデジタルアセットマーケッツとコイントレードが取り扱っている。ちなみに「ジパングコイン」は、デジタルアセットマーケッツ、ビットフライヤー、DMM Bitcoin、コイントレード、SBI VCトレードにて取り扱われている。

関連ニュース

参考:ビットフライヤー
images:iStocks/Aleksei_Derin

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した