三井物産デジタルコモディティーズ、「ジパングコインシルバー」と「ジパングコインプラチナ」発行へ

「ジパングコインシルバー」と「ジパングコインプラチナ」発行へ

暗号資産「ジパングコイン」(ZPG)発行元の三井物産デジタルコモディティーズが、新たに「ジパングコインシルバー(ZPGAG)」および「ジパングコインプラチナ(ZPGPT)」を発行することを6月30日発表した。

「ジパングコイン」がゴールド(金)の価格に連動する暗号資産であるところ、「ジパングコインシルバー」は銀価格に連動を目指し、「ジパングコインプラチナ」はプラチナ価格に連動することを目指す暗号資産とのこと。

発表によると「ジパングコインシルバー」と「ジパングコインプラチナ」は来月7月よりデジタルアセットマーケッツにて一般利用者向けの取引が開始される予定とのことだ。

これにより三井物産デジタルコモディティーズが発行する暗号資産は、計3銘柄となる。

なおジパングコインの発行システムにおける基盤ブロックチェーンには、bitFlyer Blockchainが開発したエンタープライズ向けブロックチェーン「miyabi」が採用されている。そのため「ジパングコインシルバー」および「ジパングコインプラチナ」についても「miyabi」上で発行されていると思われる。

また現在、国内暗号資産取引所において「ジパングコイン」は、DMM Bitcoinとビットフライヤー(bitFlyer)にて取り扱われている。

はじめてのビットコインはメルカリで

関連ニュース

参考:三井物産デジタルコモディティーズ
デザイン:一本寿和
images:iStoks/Bulgnn・BadBrother

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

Arbitrum Oneとゼロ知識証明の「BOS」統合へ、ビットコインとイーサリアム間のブリッジ実現に向け

イーサリアムのレイヤー2スケーリングソリューションである「アービトラムワン(Arbitrum One)」が、ビットコイン(Bitcoin:BTC)上でゼロ知識証明(ZKP)技術を活用したシステム「ビットコインオーエス(BitcoinOS:BOS)」との統合を進めている。「BOS」の公式SNSより2月5日発表された

【2/7話題】金融庁がAppleとGoogleに海外暗号資産アプリ停止要請、イーサリアム「Pectra」テストネット実装日など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

トランプ大統領のメディア企業、ビットコインETF含む複数の商標登録を申請

ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルーソーシャル(Truth Social)」および動画ストリーミングプラットフォーム「トゥルー+(Truth+)」の運営企業であるトランプメディア&テクノロジーグループコーポレーション(Trump Media and Technology Group Corp:TMTG [Nasdaq:DJT])が、今年から開始予定のカスタマイズされた上場投資信託(ETF)と個別管理口座(SMA)の立ち上げに関連するブランド名の商標登録を申請したと2月6日発表した