Chainlink、クロスチェーンメッセージングアプリ「Transporter」リリース

チェーンリンクが「Transporter」をリリース

ブロックチェーンデータプロバイダーのチェーンリンク(Chainlink)が、クロスチェーン相互運用のためのメッセージングアプリケーション「トランスポーター(Transporter)」をリリースした。同プロジェクトのブログから4月12日に発表された。

チェーンリンクによると、「トランスポーター」は同社提供のブロックチェーンの相互運用プロトコル「CCIP:Cross-Chain Interoperability Protocol」を用いてネットワークを跨いでトークンの転送することが可能なwebアプリケーションとのことだ。

「トランスポーター」を利用することでユーザーは、アービトラム(Arbitrum)、アバランチ(Avalanche)、ベース(Base)、BNBチェーン(BNB Chain)、イーサリアム(Ethereum)、オプティミズム(Optimism)、ポリゴン(Polygon)、ウィミックス(WEMIX)の8つのネットワーク間でETHやUSDC、wstLINKなどのトークンを転送することが可能だ。

また、今後トークンのブリッジだけでなくクロスチェーンでのメッセージングもサポートするとのことだ。

通常ブロックチェーンをまたぐクロスチェーン取引では、トークンの転送元と転送先の両方でガス代が発生する。しかしCCIPでは転送元のガス代しか払う必要がなく、「トランスポーター」ではCCIPでのガス代以上に手数料を払う必要がない設計になっているという。

また「トランスポーター」はリアルタイムでクロスチェーン転送の正確なステータスをリアルタイムに追跡できるような機能を提供しており、チェーンリンクは「資産の橋渡しは、トークンをブラックホールに投げ込むような感覚であってはなりません。だからこそ、Transporterのビジュアル・トランザクション・トラッカーは、エンドツーエンドのクロスチェーン転送の正確なステータスをリアルタイムでユーザーに提供するのです」と語っている。

チェーンリンクは1月16日、「CCIP」とサークル(Circle)開発のクロスチェーン転送プロトコル「CCTP:Cross-Chain Transfer Protocol」との統合を発表した。これにより開発者は「CCIP」を使用したアプリケーションでネイティブ版のUSDCを利用できるようになっている。

関連ニュース

参考:チェーンリンクブログ
images:iStock/SiberianArt

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

合わせて読みたい記事

【5/22話題】車のサブスクKINTOが安全運転でNFT発行の実証実験、メルカリがイーサリアム取引サービス開始など

トヨタのサブスクKINTO、安全運転ドライバーにNFT(SBT)発行の実証実験、メルカリ、イーサリアム(ETH)取引サービス開始、イーサリアム現物ETF上場承認に期待、SECが取引所に申請書修正を要請、共和党トランプ陣営、複数の暗号資産で政治資金の寄付受け入れ開始、NTTデジタルが新プロジェクト「web3 Jam」立ち上げ、ブロックチェーン活用で円滑な企業連携めざす、ブラジル中央銀行、暗号資産規制について年末での提案を計画、ビットトレードにソラナ(SOL)上場へ、SBIホールディングス、ブロックチェーンノードサービス提供のChainstackへ出資