ソラナDEX「Jupiter」、「JUP」ローンチとエアドロップ実施

JUPのトークンローンチ及びエアドロップ実施

ソラナ(Solana)上の分散型取引所(DEX)「ジュピターエクスチェンジ(Jupiter Exchange)」の独自トークン「JUP」のトークンローンチ及びエアドロップ(無償配布)が、日本時間2月1日0:00(世界協定時1月31日15:00)より開始された。

「ジュピターエクスチェンジ」開発者meow氏の公式Xによると、「JUP」のトークンローンチにおける初期供給量は13.5億JUPとのこと。その内訳については、エアドロップ用に10億JUP、ローンチプール用に2.5億JUP、暗号資産取引所MMローン用に5,000万JUP、オンチェーンLP用に5,000万JUPと説目している。

また同氏はローンチプール用に割り当てられている2.5億JUPに関して、販売比率を20%から2.5%へ引き下げていることを明かしている。なおこの動きについては「早期ローンチプールの購入者を混乱させず、コミュニティホルダーの士気を失わない、良好なオープンマーケットのダイナミクスを見つけ出すため」と説明している。

なお「JUP」の合計発行枚数は100億JUPと設定されており、そのうち40%(40億JUP)がエアドロップに割り当てられるようになっている。エアドロップについては計4回に分けて実施予定で、1回目の合計エアドロップ数は10億JUPに設定されているとのこと。

また100億JUPのうち50%は運営によって管理され、残りの50%はコミュニティに分配されるとのことだ。

さらに「JUP」は、今回のトークンローンチ及びエアドロップに伴い、バイナンス(Binance)やバイビット(Bybit)、OKX、ビットゲット(Bitget)、MEXCビッサム(Bithumb)など多くの海外暗号資産取引所で上場を果たしている。

また「JUP」は、トークンローンチ前から暗号資産デリバティブ取引所アエヴォ(Aevo)の先物取引にて、JUP/USDの取引ペアで取り扱われており、トークンローンチ前における最高値となる取引価格は約114円(0.7776ドル)だった。

なお記事執筆時点における「JUP」の価格は約87円(0.6002ドル)で、時価総額については約1,185億円(810,285,109ドル)となっている(2/2 11:04 コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

images:iStocks/namaki

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる