米マイクロストラテジー、約877億円相当のビットコイン追加購入。合計保有数189,150BTCに

マイクロストラテジーが14,620BTC追加購入

企業としてビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている米ナスダック上場企業マイクロストラテジー(MicroStrategy)が、BTCの追加購入を12月27日発表した。

今回マイクロストラテジーは、11月30日から12月26日までの間に14,620BTCを約6億1,570万ドル(約870億円)で購入。手数料と経費を含む1BTCあたりの取得額は約42,110ドル(約595万円)となっている。

なお同社が前回BTCを追加購入したのは先月11月。16,130BTCを購入していた。また10月にも155BTCを購入している。

発表によるとマイクロストラテジーでは12月26日現在、合計で189,150BTCを保有しているとのこと。取得額は約58億9,500万ドル(約8,329.8億円)となっており、1BTCあたりの取得額は31,168ドル(約440.4万円)とのことだ。

なおこの平均取得額は、前回の30,252ドルから押し上げられている。

またマイクロストラテジーは、クラスA普通株式の売却を通じて最大7.5億ドル(約1,110.6億円)を調達する可能性があると11月30日に発表している。

これについてマイクロストラテジーは、12月26日時点で合計1,076,915株の株式を発行および売却したと伝えている。 ・発表によるとその売却による収入は、販売手数料控除後で合計約6億1,010万ドル(約861.6億円)になったとのこと。これを利用してマイクロストラテジーはビットコインを追加購入する可能性が高いと考えられる。

関連ニュース

参考:マイクロストラテジー
images:iStocks/Nastco

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

Arbitrum Oneとゼロ知識証明の「BOS」統合へ、ビットコインとイーサリアム間のブリッジ実現に向け

イーサリアムのレイヤー2スケーリングソリューションである「アービトラムワン(Arbitrum One)」が、ビットコイン(Bitcoin:BTC)上でゼロ知識証明(ZKP)技術を活用したシステム「ビットコインオーエス(BitcoinOS:BOS)」との統合を進めている。「BOS」の公式SNSより2月5日発表された

【2/7話題】金融庁がAppleとGoogleに海外暗号資産アプリ停止要請、イーサリアム「Pectra」テストネット実装日など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

トランプ大統領のメディア企業、ビットコインETF含む複数の商標登録を申請

ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルーソーシャル(Truth Social)」および動画ストリーミングプラットフォーム「トゥルー+(Truth+)」の運営企業であるトランプメディア&テクノロジーグループコーポレーション(Trump Media and Technology Group Corp:TMTG [Nasdaq:DJT])が、今年から開始予定のカスタマイズされた上場投資信託(ETF)と個別管理口座(SMA)の立ち上げに関連するブランド名の商標登録を申請したと2月6日発表した