仏ゲーム大手Ubisoftがイミュータブルと提携、web3ゲームプラットフォーム構築へ

Ubisoftとイミュータブルが提携

web3ゲームプラットフォーム提供のイミュータブル(Immutable)が、仏大手ゲーム開発企業ユービーアイソフト(Ubisoft)との提携を11月9日発表した。

この提携によりユービーアイソフトは、両社の知見を活用し、業界をリードするweb3ゲームプラットフォームを構築するとしている。

イミュータブルは今回の提携について、同社のzkロールアップ・ゲーミング・ソリューション「Immutable zkEVM」のテストネットでの成功、そして同社の主力タイトルである「Guild of Guardians(ギルドオブガーディアンズ)」、「Metalcore(メタルコア)」、「Shardbound(シャードバウンド)」、「Infinite Victory(インフィニティヴィクトリー)」のゲームデモの成功に続く、イミュータブルの新たなマイルストーンとなると述べている。

イミュータブルについて

イミュータブルは、イーサリアム(Ethereum)L2スケーリングソリューションのイミュータブルエックス(Immutable X)を開発する企業。

同社は昨年6月、5億ドル(当時約675億円)規模のweb3ゲームファンドを立ち上げている。

また今年3月には、ポリゴン(Polygon)ネットワークの開発者チームであるポリゴンラボ(Polygon Labs)と提携。これにより、ポリゴンの技術を利用したweb3ゲーム用の新しいEVM(イーサリアム仮想マシン)互換のネットワーク「Immutable zkEVM」を構築するとし、6月に同ネットワークのテストネットをローンチした。

なお「Immutable zkEVM」は、「ゼロ知識証明(zero-knowledge proof:zkp)」を活用した「zkロールアップ(zk-rollup)」を使用したweb3ゲーム用のブロックチェーン。より速く、簡単に、少ないリスクでweb3ゲームの開発を行えるように設計されているという。

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参考:イミュータブル
images:iStocks/greenbutterfly

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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