オープンシー、クリエイター向けノーコードツール「オープンシースタジオ」提供開始

オープンシーがオープンシースタジオ提供

大手NFTプラットフォームのオープンシー(OpenSea)が、クリエイター向けノーコードツール「オープンシースタジオ(OpenSea Studio)」を10月4日発表した。

「オープンシースタジオ」は、クリエイターがノーコードでNFTプロジェクトの作成や管理、分析できるツールとのこと。現時点で発表されている機能としては、コミュニティ内でNFTをミントできる機能や、NFTを自身のウォレットに直接ミントできる機能がある。

なおミント可能なNFTは、オープンシーと互換性のあるブロックチェーンとなっている。またNFTのミント時の決済は、クレジットおよびデビットカードが利用できるとのこと。さらに今後数ヶ月にわたって、ビデオや画像、ロードマップ、FAQなどがコレクションページに追加されていくという。

そしてオープンシーで提供されていた、遅延してNFTをミントできる機能「レイジーミンダブル(lazy mintable)」は今月3日に廃止され、「オープンシースタジオ」内で独立したコントラクトとして動作するコレクション作成方法が、代わりに提供されるとのこと。

その為3日以降は「レイジーミンダブル」でのNFTのミントやコレクションの変更および編集はできなくなっている。

関連ニュース

参考:オープンシー
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Blue-Planet-Studi

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【12/15話題】リップルやサークルらが連邦信託銀行の条件付承認、SECの個人投資家向け暗号資産カストディ解説資料など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した