L1ブロックチェーン「Sei」のメインネットがローンチ、SEIが大手取引所に上場

「Sei」のメインネットがローンチ

新興レイヤー1ブロックチェーン「セイ(Sei)」がメインネットのパブリックベータ版をローンチし、ネイティブトークン「SEI」をリリースしたことを8月15日に発表した。

「SEI」トークンはリリースされたのち、大手暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(Binance)とコインベース(Coinbase)への上場が発表されている。

「セイ」は、高速な処理ができるように設計され、暗号資産のトレーディングに最適化されたブロックチェーン。開発開始当初はコスモスSDK(Cosmos SDK)を用いて構築されていたが、その後オリジナルで再構築されている。

なお同ブロックチェーンは、テストネットの利用者を含めたネットワークの初期参加者に向けて「SEI」トークンのエアドロップの開催を発表している。エアドロップの受け取りには、「コンパス(Compass)」などの「セイ」ブロックチェーン用の暗号資産ウォレットを作成する必要がある。

「セイ」の開発を主導するセイラボ(Sei Labs)は今年4月、ジャンプ(Jump)やディストリビューテッド・グローバル(Distributed Global)などの投資家から2回の戦略的資金調達ラウンドで約43.9億円(3,000万ドル)を調達している。

関連ニュース

参考:セイブログ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/royyimzy・dalebor

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

合わせて読みたい記事

【4/30話題】香港でBTCとETHの現物ETFが取引開始、EIgenlayerの「EIGEN」エアドロ量が確認開始

香港証券取引所、ビットコインとイーサリアム現物ETFの取引開始、EIgenlayerが独自トークン「EIGEN」リリースへ、エアドロップ割り当て量の確認開始、フィンシアとクレイトンの統合チェーンが6月末ローンチへ、名称は「kaia(KAIA)」に、バイナンス、日本円取引ペアにADA・SHIB・SOL・XRP追加、米マイクロストラテジーがビットコイン追加購入、保有総数214400BTCに、Wasabi WalletとPhoenix Walletが米ユーザーブロックへ、規制上の懸念からか、マジックエデン、コインベースのイーサL2「Base」に対応、米決済ブロック、Square加盟店が売上を「BTC」で受取り可能に