バイナンス、AI利用NFT自動生成ツール「Bicasso」β版を公開

バイナンスがNFTジェネレーター「Bicasso」ベータ版を公開

大手暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(Binance)が、AI利用でNFTを自動生成できるプロダクトツール「ビカソ(Bicasso)」のベータ版を3月1日発表した。

ビカソでは、書き込まれたプロンプトやアップロードされた画像を元に新たに画像を自動生成することが可能。生成された画像をNFTとしてミント(鋳造/発行)できる仕組みだ。なおNFT発行に対応するのはBNBチェーンとのこと。

ベータ版では10,000枚までフリーミントできるが、すでに上限に達しているため、現在ユーザーはフルバージョンの待機リストに登録することとなるようだ。

バイナンスは2021年6月に、NFTマーケットプレイス「Binance NFT」をローンチしている。「Binance NFT」ではロシアのエルミタージュ美術館が所蔵する美術作品がNFT化されオークション販売や、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo dos Santos Aveiro)氏の自身初となるNFTコレクションなどの取り組みも実施されていた。

関連ニュース

参考:バイナンスNFT
デザイン:一本寿和

images:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した