エルミタージュ美術館所蔵のゴッホやモネの絵画がNFTに、バイナンスNFTでオークション

バイナンスNFTでゴッホやモネの絵画NFTがオークション

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が運営するNFTマーケットプレイスBinanceNFT(バイナンスNFT)で、ロシアのエルミタージュ美術館が所蔵する美術作品がNFT化されオークション販売されることが8月30日発表された。

このオークションイベントのNFTには、レオナルド・ダ・ヴィンチの『マドンナと子供(リッタマドンナ)』、ジョルジョーネの『ユディト(Judith)』、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの『ライラックの木』、ワシリー・カンディンスキーの『コンポジションVI』、クロード・モネの『モンジュロンの庭の片隅』の計5作品が出品される。

各NFTの開始入札額は10,000Binance USD(BUSD):約110万円となっている。

これらの作品について各2枚ずつNFTがミント(鋳造)され、1枚はエルミタージュ美術館に保管、もう1枚がBinanceNFTにてオークション出品されるという。

また各NFTはエルミタージュ美術館のミハイル・ピオトロフスキー(Mikhail Piotrovsky)総支配人によって署名が行われるとのことだ。

なお署名については実際にサインをする様子が動画としてNFTに記録され、作品と共に落札者へ納品されるようだ。

関連ニュース

ゴッホやモネなど所蔵作品をNFT化し販売、世界遺産エルミタージュ美術館とバイナンス 

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/IKvyatkovskaya

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【10/24話題】ベトナムでブロックチェーンが国家戦略に、JOCのバリデーターにはてな参画など(音声ニュース)

ベトナムでブロックチェーンが国家戦略に。国際的地位の確立目指す、EVM互換の国産ブロックチェーン「Japan Open Chain」、バリデータにはてな参画、ナイジェリア裁判所がバイナンス幹部の釈放を命令、告訴取り下げ受け、テスラ、保有する1184億円相当のビットコインを新たなウォレットへ移す、アバランチ、暗号資産決済用Visaカードをローンチ、マジックエデンがApeChainの対応開始、BeraChainにも対応予定、DMM Cryptoが新機能「SMP Trade」提供開始、ゲームプレイで暗号資産の獲得可能に、web3決済インフラ「Transak」、フィッシング攻撃により個人情報を流出

【10/23話題】OKJにアイオーテックス(IOTX)上場へ、コマイヌがシンガポールの暗号資産カストディ事業者を買収へなど(音声ニュース)

国内初、OKJに「アイオーテックス(IOTX)」上場へ 、ビットフライヤー、イーサリアム上の「ポリゴンエコシステムトークン( POL )」取扱いへ、野村証券らのコマイヌ、シンガポールの暗号資産カストディアンPropine Holdings買収へ、UAEのラス・アル・ハイマ首長国、DAO規制フレームワーク「DARe」発表=報道、JPYC、韓国IT大手ITCENとステーブルコインの共同研究を開始、JCBと富士通らが共同で「中銀デジタル通貨」活用の異なるキャッシュレスサービス間での取引実現に向け、WP公開、エイプコイン独自チェーン「ApeChain」メインネットと公式ブリッジ公開、APE価格上昇、DEX「Jupiter」、ソラナ上のミームコイン取引特化の「Ape Pro」立ち上げ、ぷらっとホームら6社、Web3技術活用の日本酒流通の実証事業実施へ