バイナンスとマスターカード、ブラジルで暗号資産カード提供へ、南米2カ国目

バイナンスとマスターカード、ブラジルでバイナンスカード提供へ

暗号資産(仮想通貨)取引所などを運営するバイナンス(Binance)が、マスターカード(Mastercard)と提携し、ブラジルで「バイナンスカード(Binance Card)」の発行を1月31日発表した。

バイナンスカードは、世界中のマスターカード加盟店の店舗・オンラインで、ユーザーがバイナンスに預けている暗号資産(仮想通貨)を使って購入や支払いを行えるプリペイドカードだ。なおバイナンスは昨年8月にアルゼンチンでバイナンスカードの提供を開始している。なおブラジルはバイナンスにとってトップ10市場の一つだという。

現在ブラジルではベータ版のバイナンスカードが提供されており、今後数週間のうちに正式ローンチとなる予定だ。

バイナンスカードユーザーの特典として、対象商品の購入時に最大8%の暗号資産キャッシュバックの獲得と、ATMでの引き出し手数料無料(留意点として第三者サービスやネットワーク手数料が発生する場合あり)などを予定しているという。

このカードはバイナンスのアプリ・ウェブサイトで管理でき、オンライン上で取引履歴の確認やカスタマーサポートへのアクセスも可能だという。

バイナンスのブラジル担当でジェネラルマネージャーのギエルメ・ナザール(Guilherme Nazar)氏は「ブラジルは私たちにとって非常に関連性の高い市場であり、私たちは現地ユーザー向けの新サービスへの投資を継続するとともに、同国のブロックチェーンと暗号のエコシステムの発展に貢献していく」と述べ「決済はクリプトにとって最初にして最も分かりやすい利用事例の1つだが、導入には多くの伸び代がある。バイナンスカードは、より幅広いクリプトの使用と世界的な採用を促進する重要なステップであり、ブラジル人のイノベーションに対する開放性は、このリリースに最適な市場であると確信している」コメントしている。

マスターカードのブラジル担当マネージャーのマルセロ・タンジョーニ(Marcelo Tangioni)氏は、自社で行った調査でブラジルが暗号資産へ関心が高い市場であったことを受け「ブラジル人は投資資産の枠を超えてクリプトを受け入れることを熱望している。バイナンスカードの発表は、私たちの信頼できるグローバルネットワークとバイナンスの持つインフラの両方の強みを活かして、消費者の決済の選択肢をサポートするものだ」とコメントしている。

なおマスターカードは昨年10月、北アフリカ(MENA)地域の大手暗号資産取引所ビットオアシスと提携し、中東・MENA地域で暗号資産決済できるデビットカード「BitOasis Mastercard Crypto Card」を提供を発表していた。

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参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/gazanfer・sumkinna

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

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