Doodles2が「Flow」でローンチへ、ウェアラブルNFTでカスタマイズ可能に

Doodles 2がFlowでローンチへ

NFTプロジェクト「ドゥードゥルズ(Doodles)」が、ダッパーラボ(Dapper Labs)開発のブロックチェーン「Flow(フロウ)」で、新NFTコレクション「ドゥードゥルズ 2(Doodles 2)」をローンチすることを1月25日発表した。

「ドゥードゥルズ」は、バーント・トースト(Burnt Toast)氏が2021年10月に「イーサリアム(Ethereum)」基盤で始めたNFTプロジェクトだ。今月23日には、アニメーションスタジオのゴールデンウルフ(Golden Wolf)との買収合意を発表している。

発表によると今回「ドゥードゥルズ 2」が「フロウ」でローンチされるのは、ユーザーがガス代を払わずにNFTカスタマイズを楽しむ為と説明されている。なお将来的には「ドゥードゥルズ 2」は「イーサリアム」と「フロウ」で相互運用可能にすることも視野に入れているようだ。

「ドゥードゥルズ 2」は、ベースとなるマネキンの外見をカスタマイズできるNFTプロジェクト。体型や髪型、アクセサリーなどのウェアラブルNFTを着せて、自分だけのオリジナル「ドゥードゥルズ2」を作り上げるものとなる。これによりコレクターは独自のアイデンティティをオンチェーンで表現できるとのこと。

なお「ドゥードゥルズ 2」に関連したNFTを早期ミント(鋳造/発行)できるユーザーは限られている。ミントされるのはウェアラブルNFTとなるようだ。

ミントしたウェアラブルNFTは、近日公開予定の「ドゥードゥルズ2」のサイト内にてマネキンに着せるなどの利用が出来るようだ。現時点での発表ではウェアラブルはNFTとなるようだが、マネキン自体はNFTとなるかは不明である。詳細については数日中に「Dooplicator(ドゥープリケータ)」のサイトで公開されるとのことだ。

現状分かっていることとして、1月31日以降に「ドゥードゥルズ」所有者が「ドゥードゥルズ」保有者に以前配布されたNFT「Dooplicator(ドゥープリケータ)」を使用することでウェアラブルNFTがミントできるとのこと。「ドゥープリケータ」使用により、最大9個のウェアラブルと「ドゥードゥルズ2」のベータ版パス(早期アクセスキー)が受け取れるという。

あくまでも「ドゥードゥルズ」所有者が「ドゥープリケータ」使用によりウェアラブルNFTをミント出来るようだ。リリースでは「『ドゥープリケータ』を所有しているが『ドゥードゥルズ』を所有していない場合は、将来的に『ドゥードゥルズ』保有者がマーケットプレイスで『ドゥードゥルズ』を貸し出せるようになる」と記載がある。

そして初回ミント開始1ヶ月後の2月末には、昨年0.5ETHで販売されたNFTの「Genesis Boxes(ジェネシスボックス)」所有者が、「ジェネシスボックス」をアンロックすることでウェアラブルNFTをミントできるようになるという。

「ドゥープリケータ」および「ジェネシスボックス」は「ドゥードゥルズ2」で利用できるものとして販売が行われていた。なお「ドゥープリケータ」は現在、NFTマーケットプレイス「オープンシー(Opensea)」でも販売されている。

「ドゥードゥルズ2」の今後については、特定のイベントに関連した限定版IRL(In Real Life:現実世界の体験)の提供や、著名人とのブランドコラボレーションを通じた、ウェアラブルコレクションもリリースされるという。そしてウェアラブルコレクションは、 NFTマーケットプレイス「Gaia(ガイア)」で売買および取引できるようになるとのことだ。

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参考:FlowDooplicator

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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