バイナンスにイーサステーキングの「Rocket Pool(RPL)」上場

バイナンスにRPL上場

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、暗号資産「ロケットプール:Rocket Pool(RPL)」の取扱い予定を1月18日発表した。

RPLの取り扱いは、他のトークンよりも高いボラティリティと高いリスクをもたらす可能性が高いトークンの取引が提供されている「イノベーションゾーン」での対応となる。

すでに日本時間18日17:00(UTC8:00)よりRPL/BTC、RPL/BUSD、RPL/USDTの取引ペアによって取引開始している。

なお出金は19日17:00(UTC8:00)より開始される予定だ。

またバイナンスは18日17:00(UTC8:00)から48時間以内にRPLを分離マージンおよびその借入可能資産として追加するとのこと。取引ペアについてはRPL/BUSD、RPL/USDTがサポートされるとのことだ。

ロケットプール(RPL)とは

RPLはイーサリアムの分散型ステーキングサービス「ロケットプール」のガバナンストークンだ。「ロケットプール」では、ステーカーは標準の32 ETHではなく16 ETHでノードを作成できる。

なお現在のところRPLは、クラーケン(Kraken)や米コインベース(Coinbase)、MEXCなど多くの暗号資産取引所で取り扱われている。またユニスワップV3(Uniswap V3)などの分散型取引所(DEX)でも取引されている。

RPLの時価総額は約470億円となっている(1/18 20:30コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

バイナンスに「TreasureDAO(MAGIC)」上場

バイナンスカストディ、取引所外決済ソリューション「Binance Mirror」正式ローンチ

バイナンス、BSC上のBUSDに担保不足の時期があったこと認める

バイナンスがスウェーデンで暗号資産ライセンス取得、欧州7例目

破産したボイジャーデジタルのバイナンスUSへの資産売却案が初期承認、米国国家安全保障上の懸念残る

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/29話題】金融庁が無登録の海外暗号資産取引所に警告、リミックスポイントが15億円で暗号資産購入を予告など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米裁判所、「トルネードキャッシュ」に対する米国の制裁を覆す

米財務省が2022年に暗号資産(仮想通貨)のミキシングプラットフォームの「トルネードキャッシュ(Tornado Cash)」に制裁を課し、北朝鮮のハッカーやその他の悪意あるサイバー犯罪者による70億ドル以上の資金洗浄を支援したと非難したが、これは財務省の権限を越えた行動だったと米控訴裁判所は判決を下した

イーサL2「Starknet」、ガバナンストークン「STRK」のステーキングを正式ローンチ

イーサリアム(Ethereum)のレイヤー(L2)スケーリングソリューション「スタークネット(StarkNet)」で、ガバナンストークン「STRK」のステーキングが正式に開始された。スタークネットの開発等を主導するスタークネット財団(Starknet Foundation)が11月26日発表した。これはL2上で直接ステーキングを導入した初の事例とのこと