マネーグラム、アプリでの暗号資産売買・保有が可能に

マネーグラムが暗号資産取引機能をアプリに導入

国際送金ネットワーク「マネーグラム(MoneyGram)」が、暗号資産(仮想通貨)取引所であるCoinme(コインミー)と提携し、送金アプリに暗号資産の取引機能を導入したことを11月1日発表した。

暗号資産の取引機能はビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・ライトコイン(LTC)の3銘柄に対応し、米国で利用可能とのこと。今後は各州の規制に応じ、より多くの銘柄に対応するよう検討していくという。

マネーグラム会長兼CEOのアレックス・ホームズ(Alex Holmes)氏は今回の発表について「マネーグラムの進化における次のステップとして、信頼性が高く使いやすいプラットフォームで、厳選した暗号資産の安全な売買や保有をお客様に提供できることをうれしく思う」と述べ、「暗号資産(仮想通貨)に対する消費者の関心が加速し続ける中、当社はグローバルネットワーク、先進的なコンプライアンスソリューション、フィンテック革新の文化により、その需要を満たし、ブロックチェーンと従来の金融サービスの間のギャップを埋めることができる。私たちは、この旅の次の章に興奮している」と結んだ。

なおマネーグラムは6月に、ステラ開発財団(Stellar Development Foundation)と米ドルステーブルコインUSDC送金および換金サービスを開始している。これにより暗号資産(仮想通貨)ステラ(XLM)対応ウォレット利用のユーザーが、マネーグラムの取扱店ネットワークを通じてUSDCを送金したり、銀行口座やクレジットカードを必要とせずにUSDCと現金をシームレスに換金可能となった。

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参考:マネーグラム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/salarko

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
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