フォビグローバル、ラテンアメリカの暗号資産取引所Bitex買収

フォビグローバルが暗号資産取引所Bitex買収

大手暗号資産(仮想通貨)取引所フォビグローバル(Huobi Global)が、ラテンアメリカで初めて設立された暗号資産取引所ビテックス(Bitex)を買収したことが5月26日分かった。なお買収額は明らかにされていない。

この買収によりフォビは、ビテックスの交換業務を自社のプラットフォームと統合するとのこと。これによりラテンアメリカのユーザーは、フォビグローバルで取り扱われている全ての暗号資産を取引できるようになる予定とのことだ。

なお買収後もビテックスは存続し、現在の経営陣による経営が継続されるとのこと。

発表によると、人口約6億6500万人のラテンアメリカは、暗号資産市場の8%から10%を常に占め、暗号資産の普及率が世界第5位だという。

フォビグループは2019年にフォビアルゼンチン(Huobi Argentina)を立ち上げ、ラテンアメリカへ初進出をしている。そしてフォビアルゼンチンはアルゼンチンペソと、ビットコイン(BTC)及びテザー(USDT)間で直接交換できる機能を2020年に導入した。

また昨年は、5つの決済ソリューションプロバイダーと統合し、フォビが提供するP2Pマーケットで、アルゼンチンペソ(ARS)ユーザーが暗号資産の売買を迅速に行えるようにしている。

関連ニュース

フォビグローバル、中国で暗号資産デリバティブ取引を禁止に

参考:フォビグローバル
デザイン:一本寿和
images:iStocks/royyimzy

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【4/19話題】アプトスラボが金融機関向けプラットフォーム「Aptos Ascend」構築へ、バイナンスが違約金支払いインド再参入かなど

アプトスラボ、マイクロソフト・SKテレコム・ボスコンらと提携。金融機関向けプラットフォーム「Aptos Ascend」構築へ、バイナンス、約3億円の違約金を支払いインド再参入か=報道、バイナンスがドバイでVASPライセンス取得、個人投資家にもサービス提供可能に、バイナンス、トークンローンチプラットフォーム「Megadrop」公開。「BounceBit(BB)」取扱へ、イーサリアムのモバイルOS開発「ethOS」、web3スマホ「ethOS phone」発売開始、米クラーケン、独自開発のセルフカストディウォレット「Kraken Wallet」リリース、OKX、レイヤー2ブロックチェーン「X Layer」ローンチ